WhyとWhatを問う

 こんにちは!

 繁忙期ということもあって、最近はいろいろとやることがあって忙しいです。そんな忙しい中で改めて問い直したいのは、これは本当にやるべきことか?ということです。

 この時期は土曜日も出勤していて時間が取れないので、もう少しして仕事が落ち着いたら取り組もうと思っていることがあります。それは、お金と時間の使い方を根本的に見直すことです。要は「これって本当に必要なんだっけ?」をもう一度ちゃんと考えるということですね。

 僕が最近思っているのが、「HowではなくWhyとWhatを重視する」ということです。
 Howというのは、つまり「どのようにやるか」ですよね。これって言ってしまえば、実行する方法にフォーカスした考え方であって、実行する対象については何も触れていません。逆にWhatは「何をやるか」、同様にWhyは「何故やるか」。この両者に共通するのは、実行に移す前の段階、すなわち意思決定の段階に視点を向けるということです。

 Howばかりに目がいくと、根本的な間違いに気がつくことができなかったりします。それが冒頭に述べた「これって本当に必要なんでっけ?」です。実はもっと別のことをやった方が良かったのに、誤った選択をしたまま、ひたすらに効率を重視し、生産性を向上させるためにお金と時間のリソースを割いてしまっている。まさしくHowしか見ていない弊害といえますよね。

 「ずっとこのやり方でやってきているから」は理由になりません。過去の成功体験がバイアスになり、判断を誤るというケースは枚挙に遑がない。これは組織レベルから個人レベルまで、本当によくある失敗だと思います。
 そして、変わろうとしない組織に対して不満を持っている人でも、自分のことになると、同じようなミスをしていることに案外気付けません。

 自分は何をしたいのか。どうしてそれがやりたいのか。WhyやWhatを問うということは、自分の人生を改めて問い直すことにも繋がります。忙しい日々の中、ちょっとだけ立ち止まって、今一度生き方を見直してみるのもいいのではないでしょうか。

 それではまた!


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