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Warm or Cold?

今回は私が初めてケニアに行った時の経験の一つ。大した異文化経験というほどでもないけど、後々思い返すと地味に面白かった経験。

私が初めてケニアに渡航したのは、2012年だった。この時は、所属していた学生団体で渡航していた。ナイロビに着いた初日に、繁華街にあるレストランへ皆でランチに行った時のこと。

私はメニューを見て、色々な料理の写真を比べながら慎重に選んでいた。
実は、ケニアに行くことをとても楽しみにしていたわりには、食わず嫌いや少し潔癖なところがあったため、出来るだけ最初はチャレンジせずに、知っているもの、もしくは想像の範囲内のものを食べたかったのだ。
なので、注文したのはフライドフィッシュとウガリ(東アフリカなどの主食で、コーンやキャッサバの粉をお湯で練って作ったお餅みたいなもの)。

その後、「飲み物は?」と店員さんに聞かれ、慌ててメニューを見ると、ファンタやスプライト、コーラなどがあったので、「スプライト」と店員さんに伝えた。

すると、「warm or cold?」という質問が店員さんから飛んできた。

温かいか冷たい?

最初は、皆が絶対知ってる単語のはずなのに、この店員さんの質問がまさかスプライトについてなのか分からず、慌てて「warm」と答えてしまった。

しばらくすると、店員さんが全員分の飲み物を持ってきた。日本でも昔使われていた様なガラス瓶のスプライトとファンタ、コーラに、ストローがさしてあるものが出てきた。少しレトロな感じ。

※この写真は別の日に撮ったファンタ

そして私はとても喉が渇いていたので、早速自分のスプライトを飲んだが、飲んでビックリ!
スプライトは常温だった。
隣のケニア人の友達のコーラは冷えているものだった。

そういえば、この冷えたコーラをもらった友達、「coke balidi (冷たいコーラ)」とオーダーしていたことを思い出した。

この時初めて店員さんの質問が常温か冷えたものか聞いていたとことを理解したのだ。

私にとって、飲食店で飲む炭酸飲料は、冷たいものが当たり前だった。わざわざ常温のものとか聞かれたこともないし、なんなら常温の炭酸飲料はおいしくないという印象だった。
だから、店員さんから「常温か冷たいものか」聞かれた時に、スプライトのことを聞かれてると想像もしなかったのだ。

そんな私は暑い店内で、ボリューム満点のフライドフィッシュ&ウガリと常温のぬるいスプライトを飲むことになったのだ。

ケニア以外でも同じように、もしかしたら常温か冷たいものか選べるところはたくさんあるかも知れない。
今回はスプライトだったが、これはスプライトに限らず、ビールとか水とかの時も選べるので、地味だけど異文化体験の一つとしていい思い出になった。

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