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【月1新しい事チャレンジ】5月:魯肉飯づくり

こんにちは、Nです。

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この年になると、自分の行動がルーティーン化されて自分がやりたいこと・食べたいものだけを手に取る生活になってしまうことに刺激の足りなさを感じて、先月から月に一つ新しいことに没頭してみるという挑戦を続けてみています。ちなみに4月はボルダリングでした。
さて今月はなにかというと、魯肉飯づくりです。
この1か月を振り返ってみようと思います。

魯肉飯とは

台湾がルーツの料理で「煮込み豚肉かけごはん」のことですね。
ルーローハン、と読みます。ちなみに英語表記はLurofan。
脂身が多い豚バラ肉を甘めの味付け(しょうゆベース)で煮込むことで最高のご飯のお供になる料理です。
最近は日本でもブームが来ていて随所でこの魯肉飯が食べられる場所が増えてきましたね。

魯肉飯ファーストチャレンジ

まずは基本に忠実に。
全料理人の見方クラシルよりこちらのレシピを参考にメイク。

✔しょうがニンニクをみじん切りとす
✔豚バラを大きめのブロック切りとす
✔ごま油IN,ニンニク炒めング、に追いついたら豚バラIN
✔しっかり炒めたら醤油・酢・オイスターソース・砂糖をIN
✔30分ほど煮込む
✔煮卵と青梗菜を添えて丼にドン

手順はとっても簡単。シンプルだしほっといていい時間も多いからその間に片付けもろもろもできちゃう。そんなこんなででき当たったのがこちら。

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感想はというと…

めっちゃうまい。

初めてだからどんなもんかと思ったけどもうすでにめっちゃうまい。すごくないか俺?(すごいのはクラシル・そして豚バラ)。
と、初手から慢心しかけましたがせっかく1か月チャレンジ。自分ながらのアレンジを考えていくことにしました。
本作で足りないものを考えてみたら

✔本場魯肉飯は多くのスパイスが入っている
✔具材にアレンジがあってもいいのでは?
✔サイズ感

と、それぞれに改良の余地があるなと思いました。

続く挑戦:八角という存在

そこで、現地の台湾人にヒアリング(through Google.com)したところ現地の屋台などで売られる魯肉飯には以下スパイスが入っているらしいという情報を入手。

✔八角

八角が多用されていることを発覚。。。。
した僕はさっそく現地のスパイスフード店へ入手しに。(最寄り徒歩10分のKALDI)。
それ以外にも好きなスパイスを投入してみていいとの調査結果を得たのでせっかく買い物に来たから他にも

✔シナモン
✔クローブ
✔八角
✔クミン
✔カルダモン

のホールスパイスを入手。これらを用いて先ほどのレシピをもとに作成を開始。

まずニンニクを炒める前に先ほど買ったスパイスたちをテンパリングする(テンパリング=油に味をなじませること)見た目はこんな感じ。

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十分に香りが映ったらスパイスたちを取り除いて豚肉を炒める。
以降は先ほどの手順と同じ。
そうして出来上がった第二弾はこちら。

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んあああああああああああああぁぁぁぁおいしいいいい!!!!!!!
これめっちゃくちゃうまかったです。
一瞬魯肉飯のワゴン車販売で生計を立てていこうか考えるくらいのおいしさ。スパイスわけわからず適当にぶっこんで見たけど味の複雑身というか、奥深さが加わって第一弾とは比べ物にならないのどごしを手に入れました。スパイスってすごい。。ただ奥深すぎて果てしない道のりを感じました。
(ちなみに→に乗っているピクルスは別の日に作ったタコスの残りをちょこっと。これもすごいおいしかったよ。)

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3~5作目:具材へのこだわり

元となる素材はおおよそ決まったところで、次は豚バラ以外を投入する魯肉飯を考えてみました。魯肉飯を画像検索してみると、

✔高菜と炒めてみる
✔福神漬けが入っている

などなど、日本人好みの味付けにチューニングして販売しているお店もありました。そこで何を入れてみようか考えながらスーパーに行ってみると

「タケノコ 1Kg 480 円」

の特売セールをやってたんですね。ホロホロとした豚バラのなかにコリコリとしたタケノコの食感が加わるの、とってもいいのでは?ということで

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タケノコ、IN!!!
豚バラを炒めた後、煮込む前にタケノコを投入。

また今回は豚バラの切り方も工夫してみており、

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まず、ごま油を使用せず豚バラの脂身部分をカットして弱火で豚バラ自身の油を抽出します。(↑画像左側は脂身部分をカットした豚バラ)。
その後左側のピンクの部分(脂身と近くピンク色をした部分)もゆっくりと炒めて自身の油を使って調理してみました。画像左→右になるほどすこし固くなるので小さめになるようにカットしてかんだときの力が均一になるように一工夫。この工夫はローストビーフを作ったときになかなかかみ切れなくて苦戦したときに思いつきました。

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話は戻って、そうしてつくった豚バラとタケノコを煮込んで、

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完成したのがこちら。

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また、今回はスパイスカレーを食べているときによくかかっている「カスリメティ」という葉っぱもパラパラしました。見た目が華やかになりますよね。香りも強いのでより台湾料理らしい味に近づいていました。

タケノコの食感は大成功。豚バラだけがいい!!という人もいると思いますが、本作作成時すでに10杯近い魯肉飯を作っていた筆者にとってこの味変はとても魅力的でした。これを持って自信を持って自身の魯肉飯、完成!!!!

最後に

僕が作っては、同居人と友達に食べてもらって評価してもらっていたのですが、僕と同じく最後の1杯が一番おいしい!という人もいれば、一番最初のシンプルな味付けがすき、という人もいました。人それぞれの好みがあるけど、その中でも魯肉飯という新しい料理に1か月向き合っていろいろな考案をしながら料理ができて、自分の料理スキルも少し向上したというか、マイレシピを作る楽しさを見つけました。それと同時に、高校時代365日料理を作り続けてくれた母の偉大さを改めて痛感しました。
今度実家に帰ったら、魯肉飯を作ってあげようかな。

長くなりましたが、最後まで読んでくれた方々、ありがとうございました。
こんな感じでジャンル問わず、新しいことにチャレンジしていこうと思うのでこれからもぜひ購読していただけたらと思います。

ではまた!


N

番外編

スパイスのテンパリングをしていると時間がかかるから、簡易版を作ってみました。まずごま油とネギの輪切りを簡単に炒めて、

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5香粉というスパイスを使って炒めて

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他は同じ流れでやると、かなり本気作品に近い味に!!
このウーシャンフェンは先ほどのホールスパイスをパウダーにしたものがMIXされている便利者。近くのスーパーで売っていると思うのでぜひ買ってチャレンジしてみてください。

P.S

魯肉飯にあきたときに作った漬け丼が絶品だったんだよ。

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