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苦しみを抜く根本的な方法

苦しみを取り除くには 正しい行いをすること。 それを続けること。
それ以外にはありません。

弘法大師空海

抜苦(ばつく)の術(じゅつ)は正行(しょうぎょう)にあらざれば得ず。

『平城天皇灌頂文』

人によって正しい、正しくないは違います。

人の見方は、その立場によって変化するからです。

それでも菩薩の心、利他の心でした行いは、結果はどうあれ、必ず苦しみを取り除く因となります。

仏教は「抜苦与楽」 (ばっくよらく)。
字のとおり、苦しみを抜き楽しみを与えます。

仏様の仏像を拝んで信じて、苦しみが取り除かれるのではありません。
お大師様、と、すがるから楽しみが与えられるのではありません。

自分の心に「自分と同じように人も大切にしよう」という心があれば、 自然と手を合わせたくなります。

信心は大切なのだな、という心は、自然に湧いてくるものです。

人を大切に思う心が、結局は自分を助けます。

やがて苦しみは抜かれ、良かったな、有難いな、という心が自然に芽生えてきます。

そこに近道や、早道、裏道はありません。

それぞれが自分自身の心で、やっていくものなのです。

今日も笑顔でぼちぼちと。

より良い一日になりますように。😊

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