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心と魂とインターネット

今日のお話は、noteに書こうかどうか、ちょっと迷いました。

僕個人のかなり感覚的な話で、曖昧で、しかもちょっとスピリチュアルな話だからです(笑)

でも、今感じていることは今にしか書けないので、きちんと言葉として残しておくことにしました。

そして、この想いを書くことによって、読んでくださる皆さんと、より深く繋がることができたら嬉しいなと思っています。


前置きが長くなってしまいました。
今日の話は、「心」と「魂」と「インターネット」についてです。


1. 心と魂

さて、いきなりですが僕は【心】と【魂】は別物だと思っています。僕の中での定義はこんな感じです。
 

【心】= 脳の過剰発達によって、人だけが特異的に持つことになった不思議な機能。「魂の外側」にあり、経験や知識、時間の経過、人との出会いなど、様々な要因によって自由に変化する

【魂】=心の「核」。心の中のかなーり深い場所に埋まっている。すべての生き物が生まれながらに持っているもの。生まれてから死ぬまで、その本質が変わることはほとんどない


ちなみにWikiで調べてみるとこんな風に書いてありますね。

【心】
心は非常に多義的・抽象的な概念であり文脈に応じて多様な意味をもつ言葉であり、人間(や生き物)の精神的な作用や、それのもとになるものなどを指し、感情、意志、知識、思いやり、情などを含みつつ指している。

【(霊)魂】
霊魂は、肉体とは別に精神的実体として存在すると考えられる、想像上の概念。肉体から離れたり、死後も存続することが可能と考えられている、体とは別にそれだけで一つの実体をもつとされる、非物質的な存在のこと。人間が生きている間はその体内にあって、生命や精神の原動力となっている存在、人格的・非物質的な存在。個人の肉体や精神をつかさどる人格的存在で、感覚による認識を超えた永遠の存在。



2.心の届け方

「心を通わす」という言葉はあるけれど、
「魂を通わす」という言葉はない。


心は、人が特異的に持つ機能、だと僕は勝手に定義付けました(学術的な定義ではなく、あくまで僕個人の感覚的な定義付けです)。


心が、人だけに特異的なものであるならば、同じく人だけが生み出した「言語」「身振り手振り」「感情表現」「声のトーン」などのツールによって、「ある程度は」自分以外の人に届けることができると僕は思っています。


もう少し具体的に言うと、
「嬉しい」「悲しい」「悔しい」などという感情は言葉によってある程度表現ができるし、誰かが涙を流していたら、『この人は悲しいんだな』と感じることができます。

そうやって、心(で感じていること)は、他者に伝えることができる、と思っています。



3.魂の届け方

「ソウルメイト」という言葉はあるけれど
「ハートメイト」という言葉はない。


心とは違って、「魂」は伝えることが非常に困難です。
ほぼ不可能と言ってもいいかもしれません。

そもそも、魂は心よりもずっとずっと「奥深い場所」に埋まっているので、僕たち本人ですら、僕たち自身の魂の形や色や温度などをほぼ理解していないと僕は思っています。


でも魂は、僕たちの体の真ん中に確実に存在している。


ふとした拍子に分かるんです。

「この人の魂は傷ついている」とか
「この人の魂は温かい」とか。
そういったことが。


そして、そのふとした拍子というのは、相手と時間や空間を共有したときに「なんとなく感じる」ものだと、僕は思っています。

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4.インターネットが届けられるもの

さて、ここからがやっと本題です(笑)
(前置きが長すぎるだろ……)

ここまで読まれて察しがついている方はいるかと思いますが、僕たちの「心」は、インターネットを介して、ある程度伝えることができます。
つまり、テキストメッセージでも伝えられるし、音声データでも伝えられるし、動画でも伝えることができます。

そう。インターネットがあれば、僕たちは、遠く離れている人たちとでも「心を通わせる」ことができるのです。

いや、むしろ遠く離れているからこそ(障害があるからこそ)、僕たちは自分の心を一所懸命に言語化・情報化しようと努力して、より多くの人たちと、より一層深い部分まで繋がることができると思っています。


インターネットの発達によって、僕たちは、時間や空間に関係なく、色々な人たちと、とても深い部分まで、心を通わせることができるようになりました。


遠くの人と心を通わせることができるなんて、とても素敵なことですよね。



5.インターネットでは届けられないもの

でも、「魂」を伝える媒体としてのインターネットは、とても不完全です。
なぜなら魂は、「その人の近くで感じるしかない」ものだから。


その人のすぐ隣にいて、その人の息遣いや、まばたきのスピードや、悲しい時の泣き方や、好きな食べ物を口に入れたときの喜び方や、歩くときの歩幅や、バンジージャンプをするときの勇気や、抱きしめた時の力の入れ方や、蛇を見てビックリした時の驚き方や、ファーストキスのときの心拍数や、そういった、とってもとっても小さな魂のカケラを全て集めて「すぐ近くで感じる」ことでしか、その人の魂は理解できないと、僕は思っています。

いや、それでもなお、魂を感じることはとても難しいことなのだと思います。

それでも僕たちは、魂と魂でつながりたいと願います。



6. 僕たちが求めているもの

僕たちが求めているものは、
魂と魂がつながる瞬間です。

僕たちの魂は、例外なくどこかしら欠けています。
完璧な形の魂を持って生まれてくる人は、誰一人いないと僕は思っています。

だからこそ僕たちは、自分と似た魂の形の人や、自分の魂の欠けた部分を埋めてくれる人を求めます。



7.最後に

インターネットのお陰で、僕は本当に多くの人たちと「心」を通わせることができています。
僕はそのことにとても感謝しています。

でも「魂」はまだ皆さんとしっかりと繋がっていません。
だから、これから皆さんとゆっくりと時間をかけて繋がっていけたらなと思っています。

 
これからもよろしくお願いしますね。

おしまい。

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