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【史】日本鉄道旅行地図帳/地図も読み物だから(12)

聴いてみよう

この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2023年1月7日配信の書き起こしです。

https://open.spotify.com/episode/28vwvOL09vH5hDiPFM65SU?si=dfb6a99cf3f14a27

読んでみよう

にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは、

【史】日本鉄道旅行地図帳/地図も読み物だから(12)

です。

土曜日は地図を読む話をしています。

本棚を漁っていたら

去年の暮れに、年末にふさわしい本はないかなといくつもある本棚を漁りました。

こういうことをやるときのあるあるで、目的のものは一向に見つからないのに、「あれ?こんなのあったっけ。面白そうだな」と思うものが色々出てきました。

その中に日本鉄道旅行地図帳北海道編というものがありました。

シリーズで出ている地図帳で、その第1号が北海道だったようです。

近代の歴史を考えられる地図帳

鉄道に特化した地図帳というのも面白いのですが、今現在の鉄道の現実は厳しくて、特に北海道の鉄道は地方に行くほど息も絶ええという状況で、地図的に見てあまり面白いものではなかったりします。

ただ、この配信で地図を読むときには、歴史にスポットを当てていますよね。これは、もちろん、僕の趣味とか考え方があるわけで。

だとすると、この地図帳にはそういう歴史的な側面が含まれているから、本棚にあったということになります。

実際そうなんです。この地図帳には全線全駅が乗っていますが、さらに全廃線が載っています。これが大きいポイントなんですね。

全廃線の中には、戦前に廃止されたようなごく短期間運営されたものまでが含まれています。こういう情報をまとめてみるのはなかなか大変なのです。

とても安価な本なので詳細な情報は載っていないのですが、この本をインデックスとして使うことで、ネットなり図書館なりで詳細を掘り起こしていくことができます。

計画はされたけれど実現されなかった未成線も乗っていて、「もしもこの線路があったらどうだったろう」なんて想像するのもなかなか楽しいものがあるんです。

出版されたのが2008年、多分ほどなく買っているはずで、なぜこれが本棚に埋もれていたのか考えるのも個人的には面白いです。

この本もちょこちょこめくりながら、地図の話をしていきたいと思っています。

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今後配信の中で参考にしていきたいと思います。

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この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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