見出し画像

建設業向け研修講師になるには -施工管理経験者の副業におすすめ-

研修講師になるための方法を3種紹介します。
弊社日本コンサルタントグループに講師登録することに興味ある方は、ぜひ私片桐にメールにてご連絡ください。


1. 知り合いの会社で研修を担当する

1-1. 資格があるわけではない

  • 研修講師は、必須資格があるわけではありません。そのため、誰でも研修講師を名乗れます。

  • しかし周囲から認められ、一定の仕事を得られる講師になるには、お客様を持ち、それなりの実績が必要です。

  • このお客様を確保し実績を重ねることが、初期の段階においてもっとも大きな課題となります。

1-2. 周囲から拡げていく

  • 私の知り合いの講師の中で、プロの講師になる前に社内研修の講師経験を持つ人が多くいます。対価を支払われて行うプロとしての仕事ではないですが、このようなものでも「人前で話す」「研修教材を作成する」等の実績や能力を他者に認められる助けになります。
    私自身も社内研修講師の経験があり、それが今の仕事に活きていると感じます。

  • 最初の実績として聞くのは、知り合いの会社や、協力会社に対して研修を依頼されたという場合です。別の仕事で関わった会社からその知見を認められ、その会社の社員に対する研修を頼まれる。社内講師の実績から、協力会社から頼まれるなどがあるようです。

  • このように、周囲の知り合いから徐々に仕事を拡げ、それ以外からの依頼がくるまでの経験を積むことが一つの方法といえます。

1-3. 自力での顧客開拓は難しい

  • しかし、一ビジネスマンが安定的・継続的に仕事を得られる程の人脈を持っていることはあまりないので、自力でお客様の開拓は難しいといえます。

  • 特に施工管理等の技術職は受注した仕事に対する対応なため、受注前の営業・提案段階の活動は不慣れ、不得手であることが多いです。

  • 業界団体や建設関連協会や異業種交流会などに積極的に参加し、自ら人脈を広げていくことが推奨されますが、他に仕事はたくさんあるため、なかなか実践できる人はいないでしょう。

そのため、ここからは自力だけに頼らない、研修講師の仕事の始め方・拡げ方を紹介します。


2. 中小企業診断士資格をとり、協会等から仕事を紹介してもらう

2-1. 中小企業診断士資格をとる

  • 研修講師に必須資格はないですが、あればプラスになる資格として、中小企業診断士があります。

  • 中小企業診断士をとるための方法が、多数の教材が書店で販売されますし、Youtubeなどで無料で提供される情報があるので、それらを参考ください。

  • 中小企業診断士に合格すると、中小企業診断士協会に入会することができます。

2-2. 中小企業診断士協会から仕事を紹介してもらう

  • ちなみに私は中小企業診断士を持っておらず、協会の会員ではないので、知り合いの会員の人から聞いた話を書きます。

  • 協会の会員になると、協会から仕事を紹介されます。民間企業の研修や公的機関が産業支援として開催する公開講座等の講師依頼があります。

  • 協会内の各種行事で協会職員と交流を持ちながら、自分の得意分野などを認識してもらい、仕事の紹介を受けるそうです。

2-3. 中小企業診断士仲間から仕事を紹介してもらう

  • 中小企業診断士同士で仕事を紹介し合うこともよく聞きます。

  • 実際に、私も知り合いの中小企業診断士にある研修を依頼したところ、「私はできないけど、協会の知り合いの〇〇さんならできるよ」と別の人の紹介を受け、その人に依頼した経験が複数あります。

  • このように、一人の講師があらゆる分野の研修を担当することはできず、それぞれ得意分野を持つため、中小企業診断士間、同じ協会会員間で補完し合いながら仕事をしているようです。


3. 弊社に講師登録し、弊社の仕事をする

3-1. 弊社日本コンサルタントグループに講師登録する

  • 弊社日本コンサルタントグループが提供できる研修講師になる機会としては、弊社の講師として登録し、弊社の仕事をやることです。まずは私片桐に連絡いただけば、社内のしかるべき者につなぎます。(私には何の権限もなく、窓口の役割のみ担います。)
    弊社の責任者と面談し、実績や専門分野などを確認したうえで、契約を交わすこととなります。
    弊社は、弊社に登録したら他の仕事ができない等の契約ではないので、気軽に相談ください。

  • 弊社以外にも同様に、企業から研修依頼を受け、それに適した講師を人選して提供する会社は多数あります。しかし建設業でいえば弊社の認知と実績はそれなりにあると自負しています。「建設業 研修」等とWEB検索すると、(広告を除いて)上位に弊社のHPが表示されることが多く、これも一つの客観的根拠といえます。

  • 弊社であれば、毎年継続して何百件もの研修を建設会社様に提供しているため、講師の努力と実績次第で多くの研修を担当できます。年間100件以上の弊社依頼の研修を担う講師もいます。

3-2. 研修コンテンツを制作し、受注に努める

  • 弊社に講師登録をしただけで、年間〇回の研修が保証されるということではありません。
    自分が何が得意で、どのような研修を提供できるのかを弊社のお客様や営業担当者に理解されなければ仕事が得られないのは、どの商売においても同じです。

  • 自分のできることを可視化する上で最適なのは、標準的な研修テキストと演習課題と提案書をつくることです。
    テキストは講師が持つ知見を取りまとめ文章化・図表化し作成します。これにより、何が学べるのかを伝えられます。
    演習では、受講者が考えたり、班で討議したり、意見を発表したりする課題を作成します。これにより、研修での学びをどう実業務に活かせるようにするのかを伝えられます。
    そして、提案書にテキスト内容と演習内容を要約し、簡潔に研修目的・内容・形態等を簡潔にお客様に示すことで、この研修をやるorやらないを検討いただけるようになります。
    (これらがなく言葉だけ説明してもお客様は検討もできませんし、弊社の営業も同お客様に提案してよいのかがわかりません。)

  • テキスト、演習課題、提案書の作成のいずれにおいても、弊社が作成を支援するので、経験がない人も安心ください。

3-3. 弊社の社員になる

  • 確実に研修講師になるため、弊社の社員になる方法もあります。社員になれば、研修の仕事が全くないということはありませんため、スタートは切れます
    (あくまでも講師になるための方法の1つを提示するものであり、その他の条件・状況を全く加味していないため、決してお勧めするわけではありません)

  • 私がこの方法と採り現在の仕事をしています。元々は事業会社に勤めており、他社の事業・組織課題の解決や制度・仕組みづくりや人材育成などの支援がしたく弊社に入社し、業務の1つとして、研修講師も担っています。

  • 弊社社員を通じて研修講師としての能力を向上させ、その後独立した人も数多くいます。


「研修講師になりたい」という方の、最初の一歩を踏み出すための情報として参考となりましたでしょうか?
弊社に講師登録することに興味ある方は、ぜひ私片桐にメールにてご連絡ください。