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今日何やってたんだ?ってならない方法

朝から机に向かって、うんうん唸って、何かしら考えていたんだけど、振り返ってみたら今日、何してたんだろう?今日一日で何を学び、何を生み出したんだろう?とモヤモヤすることありませんか?

私もインターンで一日働いても、自分のやったことに満足できないことが結構ありました。もちろん、一日という限られた時間で自分が出来ることを高く見積もりすぎていたということもあるかもしれませんが、自分がやったことをきちんと把握し、満足できる方法が他にもあるはずです。

答えはシンプル。

「一日の計画を朝に明確に立てること」

とはいえ、僕は小さい頃から計画を立てることが苦手でした。中学校の頃も、高校の頃も、テストのための勉強計画を作っては途中で頓挫し、次第に「計画なんて細かく立てたところでどうせ意味がない。」と思うようになっていたようです。
しかし、計画を立てる意味はそれを正確に守るためだけではありません。立てて見ると、自分がいつまでにどこまで終わっておけばいいのか、今日はその何割が達成できたのかというのが分かりますよね。それが非常に重要で、一日の途中でも確認ができ、ここまでは終わってて次はこれをやるという指標があるのはすごく重要。

でも、新規事業みたいな手探りの作業が多い中で計画なんて立てられるのかと思っていました。しかし、計画が立てづらいから立てないというのよりも、時間をわざわざ使ってでも、一日のシミュレーションを朝に行って一日の流れをクリアにイメージしてスケジュールに落とし込む方が、断然価値があります。手探りの作業ではどうしても進まなくなったり、作業を終えてから都度次のステップを考えていたら、結果的にロスタイムは長くなると思うます。
すぐに飛び込まない事。まずは”考え方を考えて”から、始めるというのはコンサルなどで1年目に叩き込まれることとして、有名ですね。
それは最初に少しくらい時間を使ったとしても結果的にその方が生産的になったというパターンが多かったからではないでしょうか。
もちろん行き詰まったり、やってみないとその先のプランが立てられないなんてこともあるのですが、その時も一度立ち止まって次のステップを先を見据えて時間を少し使って立てると、無駄に時間を使うことが無くなります。

ポイントは
・自分がその作業に必要だと感じた時間より長め(+30分か+1時間)に時間を割り振る。
→様々な理由から時間が押すことの方が多かったり、時間に追われて焦ったりしては本末転倒。短期間にできることを高く見積もりすぎない事。

・もし、計画に遅れが出ても焦らない、責めない。
→僕の中で計画はきちんと遂行するものというより、自分の現在地を確認するマップのようなもの。現在地が分かれば、進んだ距離が分かり、その先進むべき方向も分かります。遅れても気にしすぎず、修正すればいいだけです。

僕はもともと、完璧主義気質なところが少しあって、「どうせやるならちゃんとやりたい」「無駄な事はやりたくない」というような考えがありました。それは時には成果物の質を存分に高めてくれるのですが、逆に物事の進行を妨げてしまうこともあります。計画を立てるのが苦手な方の中には同じようなマインドの方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方こそ、ぎゅうぎゅうの計画を立てて頓挫してしまわないように上のポイントを押さえて、小さな成功体験を積み重ねていくと達成感やモチベーションが変わり、取り組む姿勢やアウトプットの質も変わってくると思います。

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