[Elite:Dangerous] 配送稼業(2)-旅客宇宙船運送事業
地球の皆さん。おはようございます。Elite:Dangerousの時間だ。Elite:Dangerousをポチるのだ!:
露骨なマーケティングはここまでにして、今日はElite:Dangerousにおける運送の一つの形態、「旅客輸送」を実施しよう。ここまでの連載でもお分かりの通り、FTL時代では、すべてが、「光年、光秒」のスケールで物事が進む。「ちょっと隣の町に出かける」が、「ちょっと隣の宇宙基地に行く」に取って代わられているのだ。当然、移動一つをとっても、超光速航行ができる宇宙船がなければ、気軽にこれを行うことなどできない。このため、コマンダー諸君にも、「旅客輸送」の依頼がなされている、というわけだ。
こういうロールプレイが好きな人には、Elite:Dangerousはなおさらお勧めしたい。
旅客輸送ミッション
それでは、さっそく旅客輸送ミッションをこなしてみよう。今回の案内人は、配達人の「アンナ・ヨークシュタイン」さんだ。(Elite:Dangerousではキャラクターの外見は何回でも変えることができ、外見を保存しておくこともできるぞ)
旅客輸送には、「Passenger Cabin」を搭載する必要がある。以前紹介した宇宙船「トカプチュプカムイ」の荷物スペースを「Passenger Cabin」に乗せ換えるだけで旅客機の完成だ!
トカプチュプカムイおよびそのベースとなった宇宙船、「Python」は、本当に内部のスペースが広く、戦闘から輸送までありとあらゆる場面で活躍することのできる、万能な船だ。この上この船にはちゃんと武装が搭載されているので、強すぎる敵でなければ撃退か返り討ちにすることができるだろう。
なお、旅客輸送ミッションに必要となる「Passenger Cabin」には、First、Business、Economyの3つの等級がある。飛行機のファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスの等級と同じだといえばわかるだろうか。客の要求に合わせて選ばなければならないが、客の要求より上位のクラスであれば問題はない。ただし、上位クラスのPassenger Cabinになればなるほど積載できる人数が減ってしまう。政治家やVIPを輸送する際には、ファーストクラスを要求されることも多いが、基本的に私はビジネスクラスで統一している。
配送任務
さて、旅客輸送ミッションを受ける際には、ステーションのメニューから、「Passenger Lounge」を選んで、ミッションという形で受注することとなる。今回はこの地上基地への輸送を選ぼう。
妙にもらえる金額が大きいと感じられたかもしれないが、実際、このうまみには裏がある。ここを見てほしい。
これは、フレーム・シフト・ジャンプで到達した恒星から、「だいたいどのくらいの距離があるか」を示したものだ。なんと今回のミッションでは、6桁光秒の距離の輸送を強いられる。フレーム・シフト・ジャンプで当該星系に飛び込んだのち、リアル時間で10~20分間移動し続けなければならない。別ウインドウで音楽や動画でも流しながら、気長に到着を待つとよい。ただし、襲われるリスクもあるので完全に気を抜くのも危険だ。
ミッションを受けたら、旅客を積載しよう。
あとは、以前ご紹介した「輸送」ミッションと同じだ。旅客輸送ミッションの中には、特定の観光地を訪れる、といった複雑なミッションもあるが、今回はそれは扱わない。というわけでステーションから出発・・・
当該星系にフレーム・シフト・ジャンプし・・・
そこから、旅先まで移動するのだ。
15分ほど待って、ようやく、当該基地が存在する惑星を目視でとらえられる場所まで来た。しかし、UI上で点線で表示されている。これはどういうことかというと、「今見えていない面にありますよ」という意味だ。すなわち、光のさしていないこの惑星の裏側に着陸せねばならない。
惑星にある程度近づくと、惑星表面に対してどのような角度をとっているのかわかるUIが表示される。真っ暗で何も見えないので、計器を信じて航行しよう。目安としては、目的地から「画面上、数センチ上」かつ、「惑星表面に対して-20~-40°くらいの角度」で進入するとよい。進入角度が浅ければ浅いほど安全ではあるが、時間はかかる。逆に進入角度が急すぎると、FSDが緊急停止したり、あるいは、FSD停止後、重力が強すぎる惑星なら、止まり切れずに高速で地面に激突するはめになる可能性がある点には注意だ。
私は不注意が結構多いので、自動でドッキングしてくれるモジュールを使用してドックする。
到着したら、乗っている観光客を降りさせよう。
それが終了したら、ミッション・クリアーだ。正直こんなところに何を観光しに来るのか、さっぱりわかりかねるが、もしかすると何かの観光の中継拠点にでもなっているのかもしれない。
おわりに
いかがだっただろうか?旅客輸送任務は、刺激こそ少ないものの、Elite:Dangerous世界のインフラを間違いなく支えているものだろう。非常に難易度の高い旅客輸送だと、22,000光年先の"コロニア"と呼ばれている領域まで輸送するミッションがあったりする(これは、往復含めると、別途連載していた、銀河の中心まで行って帰ってくるのに等しいレベルの距離だ)ので、旅客の世界は奥深い。渋いロールプレイが大好きな人は、こういうプレイに徹するのもアリだ。
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