はじめての22歳
22年前の数時間前に私は生まれたらしい。
私と兄と自分の母子手帳を
なぜか小さい頃から見ている
妹に教えてもらった生まれた時間は、23時19分
22歳、いつかの私からしたら
それはもうとっても大人な歳。
実際はまだ経済的な自立もしていなく
親に頼って学生をさせてもらっています
ありがたいことです。
21とまた全然違う感覚で、自分で言うのも烏滸がましいのだがこの一年は成長を実感している
正直、22の自分に希望すら感じている
今年の誕生日は産んでくれてありがとう。
と分かりやすく照れながら母に伝えてみた。
いつもは笑うのが得意じゃない母が
なんの気まずい戸惑いもなく
この上ない笑顔で笑い返してくれた、
今日一番のプレゼントだった。
私が生まれたことを喜びとして
感じてくれてありがとうと、思った。
大切に大切にしてくれてありがとうと、思った。
大好きな人たちに、大好きだと、愛していると
応援していると言われた。
いつも通りに過ごした誕生日。
わたしの"いつも"の中にいる"いつもの人たち"が、
特別で尊い存在だと、そしてそんな人たちに自分は愛されているんだと改めて気付かされた日になった。
気にかけてくれてありがとう。
温もりをありがとう。
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