無理しない哲学

もっと、自分に優しくなっていいんじゃないか。私は常々自分に対しても人に対してもそう思うよう意識して過ごしています。

心が疲弊する社会


 学生でも、主婦でも、サラリーマンでも、フリーランスでも、無職でも。人それぞれ経緯や思いはさまざま。ただ、よく言われるのが”明るい人が良い、元気な人が良い”ということ。
 ただ、考えてほしい。明るい人だらけが標準の世の中なら、”明るい人が良い”なんて言葉は生まれません。
 どんな状況におかれていても、やっぱり無理をすると、もっと言うと人の考えのとおり行動しようとするとあからさまに心が疲弊しちゃいます。無理に明るく振舞っても、結果、明るい人であれば苦にならないようなイベントが舞い込んできたときにさらに自分を苦しめることになります。
 あらゆる人に好かれる方法なんてないと思います。一歩立ち止まって身の振りを考え直す瞬間を作ることが大切かもしれません。心と体をまずは大切に。

当たり前は自分軸で、理解はされない前提で生活を


 私は、シンプリストを公言して生活しています。例えば、テレビを家においてなかったり、1日1食の生活を送っています。また、連絡先もガンガン消すし、人からもらったものも必要無ければ即捨てします。
 周りによくいるタイプの人ではないと思います。今まで育ってきた環境、考え方、趣味嗜好、人と重なる部分はあっても完全に一致することはありません。ですが、みなさんだってそうだと思います。

 人から理解されない何かをしていたり、考えていたりしても、それは自分軸では正解なんです。なので、わざわざ人に寄せていかなくったっていいと思うんです。
 私の特徴的な生活スタイルを話した時、自分の考えを私に押し付けてくる人もいます。言われたときは落ち込みますが、ただ、私にとってそんな経験は今後かかわりをなくしていきたい人を自動的に”ふるい”にかけられる調整機能も持っています。そんな人とは関わらない。関わるとしても最低限の仕事だけ。

一歩外出て私生活で会ったら全く関係ないからな、そう思って過ごします。ただ、その人も自分のしていることを肯定してほしくて言って来ているのかもしれませんが。

少し脱線しましたが、自分軸を持って行動するということは、自分で自分をコントロールするということ、他者からの意見を聞いて生きていると、自分軸がぶれて、結局なにやってるのか分からなくなって、心が沈むときが必ず来ます。周りの評価に押しつぶされず、自分軸を自分で評価しましょう。


人に優しくする前に、まずは自分に優しさを

最近、私自身業務のことや人間関係により心が疲弊して、余裕のない時間を消費しています。ただ、自分が怖い顔をしているんだろうな、とか、イライラしてるときは、少しだけ休憩、あったかい緑茶を飲んでひと息つくよう心掛けています。

ちょっとだけ、自分に優しくなっても罰は当たらないんじゃないかな。私はそう思っています。そのためには、自分軸を見つけて、自分を認めることを心掛ける。

自分の人生です、自分でコントロールできるよう努めたいですね。

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