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『パリピ孔明』は、三国志の本家本元にワープできるか?

毎週水曜日の夜に地上波で放送されている『パリピ孔明』ですが、日本での放映とともに、将来的には『三国志』本家本元、中国での放映を狙っているのではないかと思っています。

このドラマでは、冒頭や重要な場面では、中国語のナレーションとともに、それを日本語に訳したテロップが流れるというスタイルを採用しており、その中国語が、かなり本格的なのです。

学生時代、第1外国語は英語、そして社会学部だったので、社会学発祥の地であるドイツ語が第2外国語でしたが、もう1つ、一般教養的に、いわば第3外国語として、中国語会話を選択したので、ある程度、本物の中国語に触れる機会がありました。

先生が、第二次世界大戦の戦前と戦中に、当時は日本が領土としていた中国本土に特務工作員として、中国人社会に密かに潜入していた経験を持っていた人だったので、いわば“命懸け”でマスターした中国語の授業を受けたことがありました。

北京放送が制作したテキストと、本場のスタッフによるスキットを収録したカセットテープも交えた中国語の発音ヒアリング練習とともに、中国人の考え方などを教えてもらったので、その後、中国の人たちと接する機会が時々あると、大変参考になりました。

そのような経験から見ても、このドラマで語られている中国語は、まさにネイティヴスピーカーが話す本場のものであると思います。

そして、このドラマのタイトル曲に使われている楽曲も、中国人の心の琴線に触れるメロディーが使われていますね。

昔、FMヨコハマで、アグネス・チャンがパーソナリティーを務めていた番組の中で、中国人にとってもっとも郷愁を感じるのは胡弓の音色であり(当時は、日本では、まだ二胡はほとんど知られていなかったと思います)、その演奏を聴くと、居ても立っても居られない気持ちになると語っていたのを思い出しました。

今回のドラマでは、感情を揺さぶられるクライマックスシーンになると、バックに、必ず胡弓または二胡のものと思われる演奏が流れるので、これは、かなり、中国進出を狙った演出ではないかと思いますね。

https://www.tiktok.com/@paripikoumei_cx/video/7280909083094568200?refer=embed

さて、この予想、当たるも八卦当たらぬも八卦ですが、是非とも実現してほしいと願っております。

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