見出し画像

140字小説【24時間監視体制】

「君がどうしても死にたいと言うのなら、僕が絶対止めてみせる。そのためにも僕は、君の視界から離れないよう努力する。だからどうか、僕の目の前で死なないでほしい」

 そんな誓いを立てたあの日から幾星霜……

「あの……トイレ覗かないでもらっても……」
「目の前で私に死んでほしくないんでしょ?」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?