CM編集所(新卒入社)での経験
私は四年制大学の芸術学部で映像について学びました。なんとなくアートっぽいことが好きだったので入学しました。
まず、アート系の仕事でデザインや編集、映像などを考えてる方に知ってほしいことは
長時間労働への忍耐
金銭面の希望は捨てる
ということ。企業によるかと思いますが、、
私はエディターのアシスタントとして従事。CMをテレビで放映できる完成の状態(完パケ)にする最終の編集段階の部署に配属。主な業務では、肌修正や食べ物等の色味調整、それに伴う鬼のマスク切り、映っちゃいけない物の除去などなど、これ以上にもやることが尽きません。最終段階なので基本前段階で時間押した分しわ寄せは全てきます。
常に時間との闘いになります。何日も寝ずに仕事して、ご飯すら食べれず、家にも帰れず、シャワーも浴びずは当たり前です。よくおしぼりで全身拭いて会社のソファで寝てました。安眠できません。目覚めたら会社という地獄
これは忍耐だと自分に言い聞かせて、映像に対する気持ちなど一切なく、一年半耐えて辞めました。やりたいこともなくニートとなりました。
ここで身につけたことは理不尽に耐える、寝ずに働くという忍耐だけでした。
寝ずに働き、家に帰れず風呂にも入れないことが想像以上にストレスであることがわかりました。
クリエイティブと聞くとなんだかキラキラしてますが、内状はこんなもんです。よほど意欲があって将来有名になるくらいの気持ちがあれば挑戦してもいいかも。
どれだけ帰れなかろうが、手取りは19万ほどで、新卒だったのか、ボーナスは12万と決して報われる金額ではありません。(企業によりますが、、
私は忍耐を次の仕事で存分に生かすことができました。続きは次回へ、、、では
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