人生ゲームは資本主義のステルス教育
ある日5歳になる甥っ子が家に来て、一緒に遊んでいた時。人生ゲームをしたいと言い出した。人生ゲームだなんて言うようになったのかと成長を感じる瞬間でもあった。ルールを理解しているのかいないのかとりあえずゲームは進んでいく。細かなルールは理解していないようだが、お金がいっぱいあるのがいいというのは5歳児でも理解しているみたいだ。ゲームの中で上手くお金が手に入らなければ、銀行からこっそり強盗してくその様に何か恐さを感じた。善悪の区別もなく、欲望のままに振る舞うその姿は人間そのもの。こ