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本屋のこと

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納屋文庫についての記事です。
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読む時間がなくなるなんて、聞いてない。

読む時間がなくなるなんて、聞いてない。

納屋文庫という屋号で本屋(っぽいもの)をはじめてから、丸2年が経過した。

とはいえ、週末だけしか開けていないので実店舗の営業経験としてはバイエル初級程度といったところ。

しかも営業時間は土曜日15:00-18:00、日曜日は13:00-18:00のみで、お客様にとっては決して芳しくない開き状況でも、ふらりと立ち寄ってくださるかたがいることについては、もはや令和の奇跡というべきだろうか。

この

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納屋のこと

納屋のこと

お察しのとおり、田舎の家にはよくある納屋を改装して本屋にしたから納屋文庫といいます。

この納屋は昭和のいつ頃に建てられたのかもわからないし、そもそも昭和以前の可能性もある。
店主(父)は知っているのだろうけど、聞いたことはないです。

古道具や農機具なんかを置いていた納屋を改装したのは、本屋を開業するためではなく、もっと別の理由で。

その話についてはまたの機会に置いておきます。 

納屋を本屋

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納屋文庫

納屋文庫

Take your time and read a book.

ゆっくりと時間をかけて、1冊の本を読む。

限りある時間の中で、私たちが出逢える本の数はそう多くないかもしれません。
巷では数多の速読法が提唱され、生きている間により多くの本を読むことが推奨されているかのように思えます。

しかしながら、果たしてそれは本当に素晴らしい読書といえるのでしょうか?

著者が心血を注いで書き上げた本。

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