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夫にも優しい言葉がかけられない理由がある
夕飯を出したら、「この米美味いなぁ」
水回りが綺麗に維持されてると褒められたら、「俺がコーティングしたからなぁ」
妻の日ごろの家事炊事に対する感謝はなく、自画自賛する。
こんな時、夫は心理的に妻に感謝を表現することが出来なくなっている場合があります。
男性にとって、ものすごく大事な承認・称賛・尊敬が感じられないからです。
例えば…
【承認不足…ありのままを認めていない】
「まだ寝てるの?」「ちょっとは手伝ってよ」
「TVの音量下げて」「いつまでゲームしてるの?」
【称賛・尊敬不足…不出来を示唆・指摘】
「お皿ちゃんと洗えてないんだけど」「服ぬぎっぱなし!」
「自分でやるから良い」
けなされてばかりで、妻を褒める余裕がないのです。
どちらがきっかけを作ったか…は、もはや謎
ここまで読んでくださった妻の方には、「いやいや、元々夫は文句ばっかり。承認や尊敬なんて、とても出来ない!」と思う方がいるかもしれません。
出会った頃はどうだったでしょうか?
お互い好意を持っていたから、結婚したはずです。
だらしないところ、抜けているところ、その他さまざまな欠点も、魅力として承認していたのです。
夫と妻のどちらがきっかけを作ったか…は、もはや謎です。
決意した方が動き出せば、悪循環から抜け出せる
悪循環から抜け出すには、妻が変わるか、夫が変わるか。
決意した方が動き出せば、状況が変わってきます。
ただ、モチベーションを維持するのってすごく難しいですよね。
そこで簡単な目標を立てて、ルーティンにしていくという方法があります。
妻側のポイントは承認・称賛・尊敬です。
例えば…
■【承認】夫のやることに文句を言わない(決め事があったとしても)
■【承認】夫の話は優先的に聴く
■【承認】夫の話は遮らないで聴く
■【称賛】夫がやってくれたことには、気持ち良くお礼を言う
■【称賛・尊敬】夫に色々頼んで、得意なことを探す
ルーティンになってしまえば、どんな状況の時も自然に「承認・称賛・尊敬」の態度を取ることができます。
夫も一番満たされたいところが満たされ、妻に優しい言葉をかける余裕が出てきます。
ゆるす
あとは、「ゆるす」ことです。
「ゆるせない」と思っていると、過去にがんじがらめに縛られて、身動きが取れなくなってしまうからです。
とても苦しいです。
「ゆるす」というのは、過去の出来事へのとらわれを手放し、相手を責めることをやめ、今この瞬間のやすらぎを選択すること。
野口義則さんの『鏡の法則 完全版』で、こう定義されていて、私はとてもしっくりきました。
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
自分も他人も許して、平和な家庭や人生にしていきたいですね。
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