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第21回宇髙青蘭能之会のはなし

第21回宇髙青蘭能之会が10月14日に開催されました。見に来ていただいた皆様、お手伝いをしくださった皆様ありがとうございます!

私は能楽とは関係のない家に生まれ育ったので公演の手伝いをした経験はなく、結婚してすぐに第20回宇髙青蘭能之会があり、その時はベテランの方々が受付をされたので依頼された撮影も余裕をもってできました。
今回はそれから4年ぶりの開催。夫が能をするので、制作と受付と撮影を任され、さぁ大変!


デザインの裏ばなし

半蔀のお能を見たことがなく、過去の公演写真も見つからず、チラシのデザインは困りました。夕顔の花でも載せようかと思ったけど、能楽百番の半蔀の絵を見つけました。しかし絵をダウンロードするだけで7万円・・
この絵が気に入ったので諦めず検索すると1500円という良心価格で販売されているのを見つけて、チラシに使わせていただきました。最初に作ったチラシのデザイン案3つです。
夫が推した左がパンフレットに、義兄が推しの真ん中がチラシになりました。

受付の裏ばなし

これはもう、事前にどこまで準備できるか、どれだけ情報共有できるか、そして経験を積むことに尽きると思います。昨年の道成寺の時は初めて受付を担当し十分ではなかったので反省を活かさないと・・・かなり気が立っていました。今回担当していただいた方々は夫のお弟子さんたちで、初めての方ばかりでしたが、臨機応変に対応してくださりお陰で乗り越えることができました。ありがとうございます!

休憩中 宇髙景子さんの能面解説でにぎわうロビー

撮影

撮影は能の流れ全体を把握しないとできない。楽屋での着付けを撮る時は、どのタイミングで楽屋へ行き、いつ見所に戻るのか決めておかないといけないのでいつもバタバタです。休憩中に友達と話している間に、着付けが終わり、楽屋に行った時は舞台の上なんてこともありました。今回は私の信頼しているPhotographerマユエさんに楽屋を撮影していただいたので、見所でゆっくりと撮影できました。

公演内容とは関係がないですが、裏方のことを書いてみました。
次回は3月17日です。桜が咲くか咲かないか、早咲きなのか遅咲きなのか・・・そんな季節ですね。

当日受付には立つ予定なので、お会いできることを楽しみにしています!



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