それから一週間後。
母は薬を飲むようになってから、父に声を張り上げずに、普通に会話をしています。
後から聞いたら、母もまた睡眠不足に悩まされていたようです。
でも、最近は6～7時間は寝れているようで、笑顔も見せてくれています。
よかった。

「これ、気分が落ち着くから飲んでみたら？」
母は少し迷うそぶりを見せましたが、素直に受け取りました。
そして、部屋を後にする時、小さく「ありがとう」と言ってくれました。

愚痴が止まない母に、試しに父の薬を飲ませてみようと決意。
「でも、母がキレたらどうしよう」
と、姉に相談したところ
「多分大丈夫」
と返ってきました。
私には理解できませんでしたが、どこか確信に満ちた姉を信じ、思い切って薬を飲むように母に頼みました。

父親が薬を飲み始めてから一週間後に、母に違和感を感じ始めます。父の挙動に文句をぶつけるようになったのです。
ある時は、料理を自分でひっくり返して「お前のせいだ！」と、私をなじる始末。
「父の世話していてお母さん優しい」と言っていた姉も、「本当の癌があぶりだされた」と話しました。

まずは、書き溜めていたつぶやきから。
後で記事にまとめます。

水曜日のこと。
一刻も早く内科を受診したかったのですが、火曜日に父がワクチンを打ったので一日飛ばしです。
近くの病院は半年ぶりで、初診でかなり待たされました。

結果をお知らせすると、入院にはならず。
肝臓の値が悪く、胆石も見つかったのですが、自宅療養を勧められました。
残念。

・精神薬を一時的に断つ

精神をまた悪化させて、精神科に入院させる方法です。
これは、さすがに「可哀そう…」と言ってしまいました。
（先生も本気で言っていたわけではありませんが）
数年前の私なら迷わず選んでましたが、やっと安定してきた家族を突き放せませんでした。

対処策というのが、以下の3つです。

・教育入院させる

薬を飲む習慣付けのために、一時入院させる方法です。
当初、精神薬を飲ませるときは私が手渡していたので、かなりいいアイデアだと思いました。
しかし、最近は自分で薬の管理をしているので、これは使えなくなりました。

今週は進展があったので書いていきます。

まず月曜は心療内科の日でした。
今回は私の診療日でしたが、父を22日に病院に入れる旨を伝えました。
しかし、父のメンタルが安定してきたことで、入院させるのが難しくなったんだとか。
そこで、3つの対処策を先生から教わりました。

役所に行く前に、父の保険証忘れてないか一応父親が通ってる病院に電話。
保険証はないものの、お薬手帳を忘れてたみたい。

ついでに父親のお薬手帳もゲットしました！

やっぱり保険証はどこかに無くしてしまったみたい。
でもこれ幸いと、役所に再交付してもらいに行ってきました。
代理でしたが、書類1枚で受理。

保険証をゲットしました！

家族で話をして、金曜日には父親を連れて病院に行くことに。
それまでに、父親の家での行動を記録したり、クリニックに電話、さらに保険証を探しておかなければならない。
姉に頼んでいたのに、忘れてたって。
期待してなかったけど、やっぱり肝心なときに文句だけで何もしないのね。