サッカー女子になろうとした話③

その②の続き。
シンガポール転勤が決まり、憧れのサッカーへの道はしばしお預けとなってしまった後。

シンガポールに着いてからは、まずは強力なご縁の元、ホッケーチームに所属することになり、その他、会社の人の繋がりでソフトボールもすることに。

サッカーへの憧れは胸に抱きつつ、ホッケー8:ソフトボール2、みたいな運動生活を過ごしていました。(平日の日中は仕事しています。)

そんなある日、同窓の体育会の先輩達と会う機会があり、そこにサッカー部出身の先輩もいたので、OGチームに参加させてもらったこと(その②)を話したりしました。

その先輩もシンガポールに来てから、日本人チームでサッカーをしているとのことでしたが、男子の経験者のみのかなりガチな感じのチームだということで、その場では飲み会の話題の一つとして話をしただけでした。

その会からしばらく経ったある日、先輩から連絡を貰います。

「今度、サッカーチームの仲間でフットサル大会出ることになってるんだけど、ミックスの大会で女子が足りなくて。前にサッカーしたいって言ってたし、どう?」とのお誘い。

わーい!

やっぱり、やりたいことは声に出して言っておくべきですね。

大会に参加することになり、久しぶりのフットサルを楽しんだのでした。

(↑コメントにも書いたけど、フットサルってバスケみたいですよね。)

ワンタイムオンリーのはずでしたが、打ち上げの時にまたしてもサッカーへの思い入れを語っていたら、同じチームの子に「それなら、明日、僕が入ってる別のチームの練習きますか?フットサルチームなんですけど、明日は人数も揃うので、サッカーやる予定なんです。」とのお誘いを頂きました。

うーん、、

今後のことを考えると、さすがに週末にホッケーとソフトボールやって、さらにフットサルチームに所属するのは時間的に厳しい気が、、と逡巡。

「でもサッカーやりたいんですよね?」

ううむ、確かに。

まだ友達も作りたいし、とりあえず参加してみるか、、!
ということでフットサル大会(土曜)の翌日、急遽、日本人フットサルチームの会に参加することになりました。我ながらフッ軽ですね。

突如参加しましたが、海外の良いところで、皆さんカジュアルに受け入れてくださりました。

男女混合でサッカーして、やっぱフィールド広いなーと。サッカー選手って90分間この中走るのホントすごいなと思いました。交代も限られてるし。(ホッケーは交代無制限です。)

この日は約一年ぶりにサッカー出来たというのも嬉しかったのですが、ソサイチというスポーツを初体験した記念日にもなりました。

ソサイチ、やったことありますか?
ソサイチは7人制サッカーで、ブラジルが発祥の地とのことです。

変な名前だなと思ったので(語源が想像つかないなという意味で)調べてみたら、何とsocietyのポルトガル読みとのこと。

society=社会、という名前がつくスポーツって、どれだけ地域に根ざしてるんだろう、、と思いを馳せました。

ソサイチは7人制なので、5人制のフットサルよりも広いスペースがあり、かつ、オフサイドがありません。

私の嗜好にピッタリ。

そんな訳でソサイチに魅せられた私は、ホッケーとソフトボールの合間に、ちょいちょいチームに参加させて貰うことになったのでした。

ちなみに次の年のフットサル大会は優勝しました。

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今はコロナ禍で集まれる人の数に制限があるため、通常の活動がされていませんが、また集まれるようになったら是非参加させて頂きたいなと思っています。

という訳で、今も自分のことをサッカー女子とは呼べませんが、確実に2年半前よりはサッカー(含むフットサル&ソサイチ)経験値が上がった私となったのでした。

今後また機会を見つけて楽しんでいきたいです。

ではまた!