きっとこれ(体育)がラストチャンスだから。

体育。

きっと嫌いな科目だったという人も沢山いると思います。
今まで書いてきている通り、私は無類のスポーツ好き、運動好きであり、当然ながら体育は大好きな科目でした。

今日はそんな私の大学での体育履修歴について話します。

私の卒業した大学は至って普通(?)の四年制大学で、体育大学では無いのですが、大学の理念なのか、何故か体育の授業が非常に充実していました。
大学四年間で私が履修した体育科目は以下の通りです。

フットサル(一年生)
トランポリン(二年生)
ハンドボール(二年生か三年生)
ボクシング(三年生)
ソフトテニス(四年生)

他にも、興味があったけど断念したのは以下のような科目です。

エアロビクス
水球
柔道、合気道、空手、剣道
自動車
フェンシング

当時、体育会に入部していたので検討することも叶わなかったけど、楽しいに違いないのは以下のシーズン科目(夏季休暇や冬季休暇に行う)です。

ビーチバレー
マリンスポーツ
山岳
馬術
ヨット
スキー
スケート

充実してると思いませんか。
少なくとも私は入学当時、充実具合にびっくりしました。

それぞれの思い出をサラッと書いていきたいと思います。

フットサル
当時はフットサルはあまりやったことがなく、出来たらカッコいいなーと思って履修。
月曜の一限だったことから、ホッケー部入部後に思いもよらず鬼のスケジュールに。(部活の練習休みが月木のみの為、月曜朝はなるべく休みたい。。)
夏休み明けの授業で何故か上達を感じ、休みに中にホッケーに打ち込んでいたからと気付く。(ホッケーとサッカー(フットサル)は動き方が似ているため。)
月曜朝の布団の誘惑に負けて2回欠席してしまい、3回欠席すると単位はあげられないという通告を先生より受けた後、週末に部活の伝統の定期戦(試合)からの懇親会からのカラオケオール明けにフラフラになりながら気力だけで出席し、何とか単位取得。

トランポリン
トランポリンを教えてもらえることなんてそうそう無いぞ、ということで履修。
トランポリンは高く真っ直ぐ飛ぶだけでも体幹を要するし、何より高さが純粋に怖いことを体感。
自分の力だけではあり得ない高さに達して、それが楽しさと魅力でもある反面、特に防具もなく身一つなので着地ミスったら大惨事だなとヒヤリ。
トランポリンのど真ん中で飛ぶのが大事。最初は着地の仕方を練習。着地の瞬間に膝を曲げて反動を吸収する。
タック、パイク、ストラドルの実技試験があり、自分がパイクジャンプしている何とも言えない写真を貰った記憶あり。
ちなみに後に生涯の友となる部活の後輩もたまたま一緒に履修。(何とも言えない写真、覚えてますか?)

ハンドボール
実は当時の私の憧れのスポーツ。何かのマンガのヒロインがハンドボール部で、その子が活躍する描写に物凄く惹かれたのが理由。確か朝倉ジョージの作品だった気がする。
実はハンドボール部への入部も検討したが、初心者からの活躍は難しいと考えて断念した経緯あり、体育で体験することに。
ハンドボールは松ヤニを手につけるのがめっちゃベタベタする。ボールを持つのに握力以外の力を使うことに驚いた。
あと、上にジャンプしながら下にボールを打つ(シュートする)という動きが、体の中の動力のベクトルがこんがらがって難しかった。
サークルの外からしかシュートが打てないのがホッケーと逆。

ボクシング
とりあえず、女子1人だった。ミット打ちのペア分けでクラスメイトが誰も私と組んでくれないので、いつもアシスタントのボクシング部の子が相手をしてくれた。(この子は後にボクシング部主将になっていた。)
グローブは、直接ではなく、バンデージ(包帯みたいなやつ)を手に巻いてから着ける。
腹筋とかのトレーニングもした気がする。しかし、孤独すぎてあんまり記憶がない。
あと、金曜三限で、部活の練習後にシャワー浴びてからボクシングするという謎スケジュールだった為、途中でモチベーションが維持できず、断念。
試合してみたかった。

ソフトテニス
ホッケー部のグランドの隣にコートがあったので興味があったスポーツ。
ただ、体育で履修までしたのは完全に当時付き合ってた人がソフトテニスやっていた影響。先輩だったので既に卒業していたけど、好きな人が好きなスポーツを体験したいと思い、四年生にもなって体育履修。
確か木曜日の授業だったので、出席した後にホッケーの自主練出来るというのもあったような。(自主練したかは記憶にないが。。)
先生がソフトテニス部のOBですごく優しく教えてくれた。記憶に残っているアドバイスは、「思いっきり打ちなさい。」
ラインオーバーしてしまうのを恐れてスウィングが小さくなってしまいがちな私に対して何度か指導して頂いた。
如何なることも全力で振り切らないと良い結果にはならないってことだよなあ、、と勝手に解釈し、今でも印象に残っている言葉。

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以上、大学で体育履修をしまくっていた話でした。

なぜ、そこまで体育履修にこだわっていたかというと、学校というシステムから卒業したら、気軽に新しいスポーツを習える機会がないだろうと思ったからです。

これがラストチャンスと思って、興味とスケジュールが合う限りの履修をしました。

実際、会社員となった今、時間と労力と優先順位の関係から、新しい何かに挑戦するのはなかなか気力の必要なことだと感じます。スポーツに限らず。

会社で働きながら、ハンドボールとトランポリンとボクシングとソフトテニスの全部にチャレンジするのはかなり難しいでしょう。

その意味では、振り返ってみても、履修して良かったなーと思います。

一方で、今回色々と思い出してみて、なぜ私は全部1人で履修していたんだろう?と自分のことながら不思議に思いました。

上京したての一年生の時はまだしも、二年生以降は部活の同期やクラスメイトともそれなりに仲良くしていたはずなのに、なぜか全部1人で突撃スタイル。

まあでも、、似たような熱量を持って一緒に受けてくれる子はきっといないと察して、わざわざ周りに聞かなかったんだろうな。。(もう少し探してみても良かった気がするが、、恐らく中学高校の1人プレイに慣れ過ぎていてあまり深く考えなかったのだろう。。)

この時のように気軽にとはいかないけれど、今でもやってみたいスポーツは色々あり、隙あらば体験するようにしています。

例えば、数年前にチャレンジしたのはサーフィン。
ペルーのリマで、なかなか壮絶なデビューでした。(この時の話はまたします。)

私にとってスポーツは、基本的にどのジャンル(種目)も楽しめる趣味なので、今後も色々チャレンジしてみたいなと思います。

ちなみに、この間良いなと思ったのはバク転教室です。日本に帰ったら、申し込んでみようかな。

それではまた。ごきげんよう。