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良いことしかない手づかみ食べ

初めまして。

栄養士 ちなつです。
今日は、離乳食についてのお話です。
研修で手づかみ食べについてお話しすることがありました。
どうしてスティック状から始める方が良いのか?
手づかみ食べが良いとは聞くけど、理由はわからない…など。

手づかみ食べの良い点やおすすめメニューなどいくつかお伝えしていきたいと思います。

手づかみ食べとは?

★目と手と口の協調運動と言われています


流れとしては、

①目で見る
②つかみとる
③口に運ぶ
④味わう

これらを繰り返すことで、少しづつ食べることが上手になっていきます。

この時期に学ぶことは、
★目で食べ物の場所、形を確かめる
★口の中に食べ物がどれだけ入るかを知る
★手で触ることで固い、柔らかい、熱い、冷たいなど力加減を知る

こういった経験から、目と手と口の協調運動を育てることに繋がります。

最初はうまくいかない子がほとんどですが、少しずつ手づかみ食べが上手になってきます。
そうなったら、スプーンやフォークを使っての食事が上手になります。

手づかみ食べはいつごろから始めればいいか?

目安は、9か月ごろの後期食と言われています。


離乳食を通して食べ物に慣れてくると、お母さんに食べさせてもらうことから、
自分で食べようという意欲が芽生え、手づかみ食べをすることが増えてきます。

上手く口に運べず、ご飯がとんでもない後ろ側に投げてしまうことも最初は珍しくありません。
少しずつ上手になってきますので、手づかみ食べできるような環境を整えていけるといいですね。

やっている方もいるかと思いますが、
保育園でやっている方法は新聞紙を広げてそのうえでみんなで食べています。
下に捨てても良い新聞紙やごみ袋を敷くと少しお掃除が楽になるのでおすすめです。

手づかみ食べのコツ

★手のひらでつかむなら「印鑑」くらいの長さと太さか
 「輪切り」「半月切り」が持ちやすい傾向
★指先でつまむなら「サイコロ状」
★固さは柔らかすぎず、固すぎず
→柔らかすぎると握りつぶしてしまいます!
★パンは軽くトーストしたほうが持ちやすくなります
→カリカリになりすぎないように!

★最初は指でつまんで食べる事より、「手のひらで握って食べる方」が食べやすい赤ちゃんが多いようなので、スティック状から始めて、指先も発達してきたらサイコロ状の物も食卓に出してみましょう。

何歳まで手づかみ食べしてていいの?


手づかみ食べの質問で上の質問をよく聞きます。
3歳くらいまではしている子が多い印象にあります。
そして、手づかみ食べをしっかりした子どもの方が、スプーンやフォークが上手に使えるようになります。
スプーンが上手に使えるようになるとお箸も上手に持てるようになるので、
手づかみ食べで「食べる基礎」を育みましょう!



つかみ食べレシピ

★じゃこおにぎり★
〇材料(子ども 2人分)
ごはん・・・・200g
Aじゃこ・・・小さじ1
A食塩・・・・少々
Aごま・・・・少々
A青のり・・・少々

〇作り方
・ボウルにごはんとAを全て入れて、ラップで形を整えて完成
→細長くしたり、小さいミニおにぎりを2等分にすると持ちやすいです。

フライパンで平たく焼いたら、おやきにもなります!
→ひと手間かかりますが、香ばしくなり美味しいですよ~♪

しかも‼‼ カルシウムやビタミンDが多く含まれ、牛乳の約4倍も含みます♪
骨がのどに刺さる心配もないので子どもにおすすめの食材です。

★みんな大好き芋餅★
〇材料(子ども 2人分)
じゃが芋・・・・1個
片栗粉・・・・・小さじ1
サラダ油・・・・少々

〇タレ
しょうゆ・・・小さじ1
砂糖・・・・・小さじ1
水・・・・・・小さじ1

〇作り方
①じゃがいもの皮をむいてレンジで加熱する
②片栗粉を入れ熱いうちに潰し、丸く形成する
③小皿にタレの調味料を入れレンジで加熱する
④フライパンに薄く油を敷き、丸めたじゃがいもを両面焼いていく
⑤うっすらタレをかけて完成

じゃがいもは加熱してもビタミンが壊れにくいのでおすすめです♪
じゃが芋以外にも、さつま芋、かぼちゃも美味しく作れます★
たくさん作って冷凍しておくのもおすすめです!



レシピや、その他投稿はこちらに載せています


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