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レンズ豆で栄養補給〜海外での自炊〜

海外で留学生生活が長かった(現在進行形?)、私。
大学に通っていた頃は常に課題がたくさんあり、フルタイムで仕事し始めた頃とは違った忙しさで学期中はいつも次から次へと予定をこなすのに精一杯で、まるで洗濯機の中でぐるぐると洗われている気分でした。

それでも仕事を始めてからよりは自分で勉強する時間などを調整できたので、勉強の息抜きに料理は欠かさずにしていました。

ただでさえ生活費が高いシドニーでは自炊は必須。一度の外食で40ドルはかかります。この前食べたラーメンなんか、2杯で100ドル!!!
私が学生の頃は週に20時間しか学生ビザの保持者は働けなかったので稼げる額も使える額も限られており、いかに節約しつつ疲労困憊の身体を整える食事をするかを常に考えていました。

そんな貧乏学生だった私の味方はズバリ、レンズ豆!


レンズ豆、ご存知ですか??
タンパク質が豊富に含まれており事前に水で戻す必要もないので思い立ったらすぐに調理できるのも便利なところ。どこのスーパーでも大きな袋で数ドルほどで手に入り、皮付きのものはスープやサラダに、皮なしのものは煮るとホクホクになるのでカレーなどの煮込み料理にぴったり!インド料理の豆のカレーの豆もレンズ豆の一種です。ご飯に混ぜて炊いてタンパク質補給も!

英語でLentilといい、オーストラリアのスーパーマーケットでは様々な種類のレンズ豆が手に入ります。乾燥したものが値段がお手頃で、缶詰のものは調理をする必要がないのでサクッと使える便利なもの。

本当は缶詰は中のコーティング剤に含まれるBPAという物質が食材に溶け出してしまい体内の分泌物の代謝に影響を与えるので避けていただきたいところ。
けど、それぞれのライフスタイルに合う方を選んでもらえれば大丈夫です。
この人の健康の悩みにBPAなどの環境ホルモンが影響してそうだな、という人にはお伝えするようにしています。
健康的な生活を送っている人だけが健康とは限りませんので。(←多分この世で一番ナチュロパスらしからぬ発言。笑)


さて、今でも作り置き用に何かしら毎週スープを作るのですが、職場で期限間近(!)のレンズ豆をもらってきたので、早速スープをたんまり作りました。

冷蔵庫にあった野菜をオリーブオイルで炒め、お好みのハーブやスパイスを入れてトマト缶と野菜キューブと少しのお塩とお水を入れてぐつぐつ1時間ほど煮込み完成!

今回スパイスはタイム、ニンニク、スイートパプリカ、コリアンダーとクミンを入れました。濃厚なお味で冬にぴったり。


全部ざっと炒めて、お水を入れてぐつぐつ煮込んでいきます。


アレンジとして、メキシカンスパイスを入れて唐辛子やハラペーニョなども入れて煮込み、ヴィーガンのチリコンカンにしたりも…!

夏は結構あっさり、タイムとベイリーフのみでお水多めでサラッとしたスープを作ることが多いです。
お好みでいろいろ試してみてください🎵

学生時代はっけこうたっぷりの野菜と共にカレー粉を入れて煮込み、玄米と一緒にして食べることが多かったです。腹持ちもいいし、血糖値も安定するので食後に眠くならないのも助かりました。

ちなみにお塩をミネラルたっぷりの海塩を使うと、お料理がぐんと美味しくなります。私はこちらのケルト海のお塩を愛用。
美味しいだけでなくて栄養的にも身体に良いのでお塩は良いものを使ってくださいね。特に血圧が気になるからは食卓塩を卒業して海塩にぜひ変えてみてください。

ミネラルたっぷり、ケルト海のお塩。オーストラリアではヘルスフードストアで手に入ります。

日本の方は植物性のタンパク質というと大豆を意識して摂りがちですが、ついつい摂り過ぎてしまうので、いろんなお豆やナッツなどから植物性のタンパク質をとりたいところ。

お豆などの植物性のタンパク質はお肉やお魚などの動物性のタンパク質と違ってアミノ酸の配合に偏りがあるので、植物性のタンパク質を摂る際は二種類以上混ぜ合わせることによって”完全タンパク質”になます。
ゴマを振りかけたり、玄米やキヌアと合わせてみましょう。


もうね、課題や仕事に忙しくて時間がなかったらk-martとかに売っている炊飯器に野菜、レンズ豆や鶏肉とか、いろいろぶち込んで加熱すれば簡単に栄養のあるご飯が作れます。笑
焦げやすいので水分量だけ気をつけてもらえれば、何かしながらも調理ができるのであまり難しく考えずに自炊を楽しんでもらえたらなぁと思っています。

ただでさえ慣れない海外での生活で身体は想像以上にストレスを感じています。

必要な栄養をしっかり摂って、せっかくの海外生活楽しんでいきましょう^^

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