Nature

30代/JTC→外資系 抱えきれない不安を吐露してます。 人類みな不安らしいので、一…

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30代/JTC→外資系 抱えきれない不安を吐露してます。 人類みな不安らしいので、一緒に頑張りたいです。

最近の記事

怖い

4年振りに母にあった。 私の最後の家族だ。 還暦を迎え、あと10年かなと言っていた。 癌になっても手術はしないと言っていた。 気持ちは分かる。 きっともう、やりたいことが人生にないのだ。 この5年で会ったのは2回。 残り10年で何回会うのだろう。 もしかしたら今日が最後だったのだろうか。 だから涙が出るのだろうか。 嫌だと言っても、学生の頃のように同じ家で暮らすわけにもいかない。 私は家族がいなくなった後、どうやって普通に暮らしていけるのだろう。 この世のどこかに私の

    • 1人で映画

      映画おい、ハンサム!を観てきました。 初めての1人映画でした。 ちょっと早めに着いたので、カフェでランチもしました。 1人で遊ぶなんてしたことなかったので、 居心地悪くならないかなとか、 気持ち乗らないんじゃないかなとか、 色々心配してたのですが、 そんな心配は杞憂に終わり、リラックスして過ごせました。 美味しいサンドイッチとコーヒーを飲んで本を読みながら開演を待ち、 映画館内は想像以上に1人で見にきてる方が多く、 始まったらくすっと笑え、 頑張る勇気を貰え、 その後のシ

      • 幸せと危機感

        幸せだ。 ご飯が食べられて、布団で眠れて、 ネットみたいな娯楽もあって、 家という自分だけの居場所がある。 幸せだ。 ずっとこんな毎日が続けばいい。 幸せになる権利が私にはある。 そう思って生きることが大事。 でも幸せにかまけたらすぐに転落する。 だから危機感は常に持ち続けなくちゃいけない。 勉強して、仕事で昇進を目指さないといけない。 節約もしなきゃいけない。 ニュースをみて社会問題と向き合わないといけない。 危ういバランスのギリギリなところで築かれている幸せな

        • 青椒肉絲

          自炊2日目。 青椒肉絲を初めて作った。 というか、豚の細切れ以外のお肉を初めてスーパーで買った。 たけのこは下処理が大変って聞いたことがあるので、下処理済みのものを使った。 ピーマンとたけのこ、5回くらいしっかり洗った。 野菜をこんなに洗ったのも初めてな気がする。 雨の日は大体エアコンで除湿してたけど、家の窓全部開けてみた。 食べるものも、家の環境も、ちょっと健康的になった。 土日はお出かけする日だと思ってたけど、お出かけする代わりに自炊してゴロゴロしてるのもいいなぁ

          豆苗への偏見

          初めて豆苗を買った。 ずっと出来合のお弁当や冷凍食品で人生を過ごしてきたのに、先週から体調が悪い。 季節ものを食べないとと久々に自炊を決意してスーパーに行った。 暑い時期なので、那須、トマト、梅干し…とカゴに入れると、豆苗が目に入った。 居酒屋でたまに出てくる豆苗。 味は好き。 でもなんだか買う勇気がなかった。 子育てで忙しい、子供の頃の夢がお嫁さんとか言っちゃうような、オレンジページとか読んでる田舎のお母さんが買うもの。 それが豆苗。 そんな偏見をずっと持っていた。

          豆苗への偏見

          私はいつも楽しかった。 なんだかんだ、いつも人に囲まれて、助けられて、笑い合って、 そうやって生きてきた。 職場が変わったり、引っ越したり、別れたり出会ったり、そんな風に生きてきた。 特定の誰かとずっと、というより、その時その時で人と一緒にいるのが好きだった。 お金があっても、なくても、仕事で辛くても、辛くなくても、 どんな時もそうやって生きてきたんだなぁ。 写真フォルダを見返すといつも笑ってる。 幸せな人生だったんだなぁ。 人に恵まれた人生だったんだなぁ。 だから生き

          夏への扉

          Netflixで夏への扉という洋画を見た。 冷凍睡眠やタイムリープのようなSFだけど、描きたいのは人との繋がり、大切なものを取り戻すことだったりする。 冷凍睡眠で未来に戻る時のりことの別れのシーンはグッときた。 でも羨ましくもあった。 30年経てばまた会えるのだから。 私ももし会えなくなってしまった大切な人たちに、30年後にまた会えると思えば、頑張って生きられそうなものなのに。 もう会えない人をつい思い出して、つい羨ましく思ってしまうような作品だった。 私の夏への扉は、懐

          夏への扉

          あと1年

          6年弱付き合っていた人と別れた。 人生辛いことが多いけど、そんな中で一時の楽しさを与えてくれる存在だった。 もう、未練はないと思った。 この人生に。 来年の誕生日に、安楽死できると言われたら申し込むだろう。 もう沢山楽しんだし、沢山悲しんだ。 もう人生充分だ。 なんで安楽死って簡単に許されないんだろう。 生まれたくて生まれたわけじゃないのに、安らかに死ぬ権利もないなんて。 本当に人生って理不尽だ。

          あと1年

          家族という呪い

          お金がないから結婚できない、という話題について皆さんはどう考えるのでしょうか。 私は違うと思います。 結婚したら、時間やお金の使い方を制限されます。 他人が汚した部屋の掃除をしなくてはいけません。 大切にとっておいたご飯を勝手に食べられます。 小さくても毎日繰り返されたら我慢できません。 子供を産むことは社会貢献だと言われます。 私の母も同じことを言っていました。 その時私は社会貢献のために生まれたのだと思いました。 私は望まれて生まれたのではなく、社会貢献というちっぽけ

          家族という呪い