インデペンデンスデイ久保田剛史さん⑩
久保田さんが新聞に掲載される
インデペンデンスデイは東京新聞の
『笑う神、拾う神』に掲載されました
内藤さんからも先輩芸人からも
後輩芸人からも愛されている
久保田さんについて書かれていました
記事は
「芸人たちのおもちゃが
国民のおもちゃになる日は来るのか?
がんばれ久保田くん!」
という一文で締められていました
こんなにやさしい記事があるんだ
新聞も捨てたものじゃない
と思いました
文章を書いてくださった
ピーピングトムのクニさんに感謝します
大喜利ライブ 久保田 vs 視聴者 vs AI
2023年4月15日(土)
としま区民センターで行われた
『大喜利ライブ 久保田 vs 視聴者 vs AI』を
視聴しました
出演者が久保田さんだけのライブなんて
行くしかないと思い、久保田ガチ勢として
殊勲の整理番号1番をGETしたのですが
訪問介護の仕事が入ってしまい
泣く泣くキャンセルさせていただき
配信購入をして視聴しました
視聴者もお題に答えられるライブで
久保田さんと大喜利対決している気分になれ
楽しい配信でした
「和田アキ子さんの新曲のタイトルは」
というお題に私は秒で
『笑わないで許さないで』と答えました
久保田さんがツボってくださり
職場で小躍りをしました
4月18日(火)から私は体調を崩し
その日は病院が休みだったので
4月19日(水)に内科受診しました
診断は肺炎で点滴に通うことになりました
心臓病、C型肝炎、喘息、脱毛症、
うつ病、胃潰瘍、十二指腸潰瘍と
病コレクターのような身体ですが
肺炎になるのは初めてでした
咳をすると背中だけでなく
腰まで痛かったです
訪問介護の仕事でお客様が
肺炎になり、排便が出なくなり、
体がむくみだし、お亡くなりになる
というケースを何件か見てきました
私も排便が出なくなり
体がむくみだしたので
死んでしまうのではないか
不安に襲われました
そんな不安な気持ちでTwitterを開くと
2023年4月18日(火)
インデペンデンスデイ久保田剛史さんが
急逝されたというtweetを見ました
頭が真っ白になりました
もう久保田さんに会えない
もう久保田さんと話せない
私は友人が少なく年に2、3回しか
スマホが震えることはないのですが
その日は中学時代の親友・智史
専門時代の親友・小枝ちゃん、達ちゃん、悠
4人から楽しいLINEがありました
4人とも私が久保田さんのことを好きなことも
久保田さんのことも知りません
全くの偶然です
これまでの人生で50本以上
ライブを観に行ったTHE BLUE HERBと
これまでの人生で100本以上
ライブを観に行ったeastern youth
大好きな2組のツーマンライブが
数日後に待っていました
大好きな友人、大好きなアーティストに
挨拶をして、人生を終える
走馬灯というものだと思いました
このツーマンライブが終わったら
私も人生を終えると思いました
でも、どれだけ経っても私は死にませんでした
毎日、新しい朝を迎えられることが
奇跡に感じられました
以前のブログにも書きましたが
私は先天性の心室中核欠損症で
心臓病のこどもを守る会という
集まりに参加しています
そこで仲良くなった10年来、20年来、
30年来の友人が年に1人、天国へ旅立ちます
そのたび悲しみ、落ち込み
友人の分まで生きようと
自分を奮い立たせていました
しかし、今回はそういきませんでした
久保田さんのラジオから
毎日エネルギーをいただいていたからです
家族よりも友人よりも
ずっとそばにいてくれました
大好きな友人、大好きなアーティストに
助けられ、励まされながら
なんとか心療内科を受診する日まで生きて
すがるような思いで何年もお世話になっている
男性カウンセラーさんに話しをしました
私が話していると
いつもは寡黙で(カウンセラーなのに)
表情ひとつ変えないカウンセラーさんが
泣いていました
「ごめん、ごめんね」
「こんなことを聞いたら
カウンセラー失格なんだけど」
「患者さんの前で泣くなんて
カウンセラー失格なんだけど」
「なんで雄太くんは生きていられるの」
こんなにたくさんの病気を抱えているのに
大切な友人が次々と亡くなっているのに
家族から虐待を受けているのに
心臓が悪くて健常者と一緒に働くだけで
疲弊して毎日ぶっ倒れているのに
なんで生きていられるの
失礼なカウンセラーさんだと思います
私もカウンセラー失格だと思います
7年間の信頼関係がぶち壊れました
でも、友人としては100点の言葉を
返してくれたような気がします
「なんで雄太くんは生きていられるの」
という問いに対しては、いくら考えても
「分かりません」
としか返せませんでした
心療内科にも頼れない部分がある
どうやって生きていこうか
考えた挙げ句に思い付いたことが
久保田さんとの思い出の地をめぐることと
久保田さんとの思い出を
こうしてnoteに書くことです
それをやって何になるのか
それが終わったら何を得られるのか
そんなことは分かりません
でも、一日一日を死なずに生きていくには
そうしていくしかなかったです
noteを書いていると
久保田さんとの楽しかった思い出を振り返る
とともに
虐待を受けていた家族への素直な気持ちが
だんだん表わになっていく感覚がありました
家族には着信拒否
時折届く謝罪の手紙は読まずに捨てる
ということで消化しているつもりでした
会うのは怖い、身体が震える
でも、前に進もうと思いました
父、母、姉を集めました
会える、謝罪できる機会を用意してくれて
本当にありがとうと言われました
私からは
保育園から中学生という自我が育つ時期に
あなたたち3人が暴れないように暴れないように
必死に考えて、必死に動いていたせいで
いま職場でいくら頑張って
どれだけ評価をしてもらえて
どれだけお客様に感謝してもらえても
何一つ喜べない
それは生きていて凄く悲しいことだ
いつ父からの暴言、暴力があるか
いつ母が出ていってしまうか
いつ姉からの暴言、暴力があるか
保育園から中学生という自我が育つ時期に
常に怯えていたせいで
「寝ていいよ」「休んでいいよ」と言われても
今でも寝ること、休むことができない
心療内科へ7年通ってもこの過緊張は治らない
人からの好意を素直にキャッチできない
それは生きていて凄く辛いことだ
この2つを伝えました
父と母が共に早くに両親を亡くしていて
すがる場所がなかったこと
父からの暴言、暴力が怖かったという姉には
だからといって
一番身体が弱くて、一番心がやさしい奴を
いじめていい理由になりますか
と返事をしました
3人は「本当に申し訳なかった」
と言っていました
3人を前にして自分がどうなってしまうか
心配でしたが、落ち着いて、淡々と
そのときの気持ちを伝えることができました
今日の久保田メシ
今日の久保田メシは
下北沢『珉亭』です
行きたくても行けなかった理由があります
子どもの頃に父親に連れてきてもらっていた
お店であり、思い出すことが怖かったのです
でも、久保田さんのオススメなので行きたい
葛藤しましたが
家族会議?で父親へ気持ちを伝えられたので
もう大丈夫だろうと思い訪れました
父親のオススメであり
久保田さんのオススメでもある
ラーチャン(ラーメンとチャーハンセット)
を注文しました
ノスタルジックな雰囲気や
店員さんが(親切なのですが)
ぶっきらぼうなこともあり
いろんな気持ちに浸る暇もなく
「うめえ」ともりもりいただきました
久保田さんオススメのピンク色のチャーハンと
江戸っ子ラーメン美味しかったです
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