妊娠中の旅行。喧嘩は付き物?逆に旅行中の方が仲良しです。


先日、2泊3日の旅行に夫と行った。
「旅行中、ほんまに夫にたくさん感謝した。こんなに楽しかった。ミラクルな出会いが起きた」
など母に話していたら
「旅行に行くと喧嘩するっていうけど、あなたの所は逆なんだね。珍しい」
的なことを母から言われた。
.
どんなに仲の良い友人とでかけても、喧嘩するよ。
と母。
去年、友人と二人で宿泊旅行した時も穏やかだったし楽しかったので疑問に思う私。
.
なんで旅行すると喧嘩するのだろう。
調べてみたら

* 自分ばかりリサーチしている
* 計画通りにいかずイライラ
* 行きたい場所・やりたいことが違う
* 疲れてしまった
* 行きたい店などがなかなか決まらない
* 計画の立て方の違い
* お金のトラブル

と出てきた。
うーん、全部あったけどなあ(笑)
.
.
・自分ばかりリサーチしている
計画は私が立てた。
夫に聞くと「基本的に行きたいという所がない」とかぬかす。
まあ、普段から行く所は私が希望した所だしね。
夫は、釣りがしたい。ゆっくりしたい。しか言わない。
.
普段から場所は1〜2個しか決めない私も、さすがにせっかく片道約5時間もかけていくのだからなにも決めないのは勿体ないかなと計画を立てた。
基準は夫の好きそうな所、私がどうしても気になる所だ。
夫にネット情報を見せて希望を確認しながら1日目の計画をたてる。
↑この時点で夫は面倒そうだったけど、反応しないと私が睨むのでちゃんと画面を覗き込んでくれていた。
.
.
.
・計画通りにいかずイライラ

うん。立てた計画の3分の1しか実現しなかったよ(笑)
最初の所、足立美術館を夫が気に入ってのんびりゆっくりしたものだから午前中がそこで終わってしまったもの。
次に行った松江城も、「天守閣、別に入らなくて良いかなあ」という夫がいたのでスルー。
お城の周りを散策してたらもう16時過ぎ。
そのまま宿へ。
当初の予定は
足立美術館→松江城→ランチ→島根ワイナリー→出雲大社でお土産買う→日御碕で夕日→宿
だったんだけどね(笑)
.
翌日の車内で夫が「せっかく計画立ててくれたのにオレが気分で入らなかったり別のことしても、よく怒らないね」と言われた。
自覚はしてたのか(笑)
.
.
.
・行きたい場所・やりたいことが違う

これはいつものこと。
経験、体験を重視する私と、どこに行っても変わらず携帯を触ってのんびりする夫。
さすがに、車に乗って携帯で遊びの返信に時間を費やし、すぐに出発しなかった時は「そんなんあとでええやろ」と怒った。
その後車内で私は考えていた。イラッとする原因。
夫に「待ってる間に携帯を触るのはいいけど、携帯で待つのは嫌」と伝えた。
私は出掛けると携帯に殆ど触れない。
自分を含めた写真を撮る時間も勿体ないと思っているくらいには、その場の雰囲気を味わいたいのだ。
普段は依存症かというくらい携帯に触れてるんだけどね。
.
以降、彼も宿にいる間や待ってる間だけ携帯を触るようにしてくれた。
.
.
.
・疲れてしまった

これは私。歩いてる間は大丈夫だけど、美術館みたいに立ち止まりながら何かを見て選んで的な動作はすごく疲れる。
立ったままもダメ。
移動中は車内に敷いた布団で殆ど寝させてもらっていた。
30分程度の移動は起きてたいし起きれると思って夫に声をかけても、「寝とき」と言われる。
.
移動中、ドラマを見てたいんだろうなあ。
私が起きてるとそれがやりづらい。という思いも彼の中にあるんだろう。
なにせずっと運転してるのだ。せめて何も気にせず楽な運転をしていたいのだろう。
.
が、助手席に座りたいと希望を伝えお手洗いから帰ってくると、助手席に乗れるようにしていてくれていた。
もちろん嬉しくて感謝の言葉をいつもよりたっぷり伝える。
.
元気だから運転代わると言っても代わってくれないし、妊婦だから気を使ってくれてるんだろうな。
ありがたや。
.
.
.
・行きたい店などがなかなか決まらない
・計画の立て方の違い

3日目がこれ。
2日目に淡路島に移動して、3日目の淡路島旅行。
夫が淡路島をよく仕事で周って知ってるということだったので計画を任せてたのだけど、カフェひとつしか決めてないと言われる。
そしてそのカフェはその日はしてない。
「おい!(笑)」
いや一つて。知ってるから任せて的な態度だったじゃないか。
任せてたわ(笑)
ということで急遽検索。
もともと淡路島の宿ではチェックアウトまでダラダラ過ごす予定だったので、その間に猛烈検索。
夫はシアターで釣り番組を見てました。
「疲れた。探すのめんどい」と言いながら探していれば、さすがにと思ったのか夫もGoogleマップを開く。
だけど普段からし慣れない作業。検索が下手。
「クーポン余ってるからそれが使える場所」という基準発想がそもそもない(笑)
電話して確認することもできない夫。
結果、私が渦潮クルーズを見つけて電話で確認してそこへ行くことに。
.
、、、こんな感じですよ?
.
.
.
・お金のトラブル
.
今回GoToキャンペーンを使えたのでクーポンに助けられた。
島根ではクレジットカードを使えないお店が多くて現金支払いになって私のお財布から出て行った。
クレジットでやる気満々だった夫は自分が役立てないことにしょんぼりしてた(笑)
現金で多めに持ってきててよかったよ(笑)
.
.
.
と、喧嘩の原因の全ての項目をクリアしてる私たち。
それでも喧嘩?したのは携帯を触って発進しなかった車の中の一瞬だけ。
ダラダラしたい夫。経験したい私。
真逆の二人。
旅行中、夫が私に気を遣ってくれてるのは凄く感じていた。
そもそも旅行は私のためというのがあるから特になんだろうな。
.
だけど旅行の殆どの場所を満喫していたのは夫の方。
私はそんな夫を見守るみたいになってた。ということは言っておきたい(笑)
.
.
そして旅行前夜、初めに彼に言ったこと。
時間は気にしないで」だった。
時間を決められるとそこまでに成し遂げなければ!と気合が入りすぎ心配性になる彼。
飛行機使用時は2時間前に到着してないと不安。というくらいな人。
.
だからあえて計画をたてる時も移動時間の数字だけチェックして、到着時間は決めなかった。
というか時間を気にしていたら寄り道もできないし、柔軟性がなくて窮屈。
気にしなくても必要なタイミングですべて行える感覚が身についているし実証済みなので、そこは確信を持って言える。
.
.
.
改めて思うのは、「しなければいけない。勿体ない」という感情がないからうまくいくのかなと。
せっかくここまで来たのだから、気分が乗らなくてもやろう!という執着を手放す。
その時の感覚や本能を優先する。

.
・せっかく来たけど気分が乗らないからやめる。
・どちらかがピンときたことはする。
・「これだけは一緒に」という希望はきちんと伝える。

.
後は相手が楽しんでいればそれでいいじゃない。
逆にひととき、自分も楽しませてもらえばいいじゃない。
そんな相手の姿を見れるだけで幸せじゃない。
すべて一緒の感情になんて無理な話。
楽しみ方も、楽しむ場所も、心が揺れる瞬間も人それぞれ。
.
同じものを見て同じタイミングで感動したなら、それは奇跡。
奇跡が起こったらこれ程幸福なことはないと喜ぶ。
.
車の乗降「お願いします」と「ありがとう」はとても丁寧に念入りに。
何かをしてもらえたら、いつもより割増で感謝を伝える。
身重で動きづらい私の代わりに色々してくれた夫。
「ありがとう」「助かる」「感謝してる」「私は幸せものだ」とずっと言ってた気がする。
.
.
自分は運がいいと思い込む。
だから、どんなに不測の事態、嫌なタイミングに合ったとしてもそれをプラスのことと考え直すのだ。
そうしたらすべてはありがたいことでしかなくなる。
.
どこにいても何をしていても、こういう考えでいるとすごく楽なんだよね。
これは、私たちに共通してある認識。
.
だから喧嘩しなかったのかな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?