妊娠15週目。乳首がかわいくない!

妊娠して様々な変化が起きる女性の体。
子供を作り産むためにいろんなものを交換する。
それは体力であったり、爽快感であったり、美であったり。
毎日フラフラ。
大きくなる子宮が胃を圧迫して、常に胃もたれ。
せっかく何十万とかけて脱毛してもまた生えるらしい。
赤子を守るための体の反射だとわかっていても、悲しくなる。
「色素沈着します。」とも書かれてる。
出産後、髪の毛が抜ける人もいるらしい。

女性が常に追い求めてる見た目の"美"から遠ざかっていく。

胸が2〜3カップ大きくなるでしょう。
からの乳頭が色素沈着して黒くなる。
みたいな情報。悲しいよね。

幸い初期に大きな乳首の変化がなかったのでラッキーと思ってた私。
しかし14週目の後半くらいから何か違和感。
なんかチガウ。

乳首がかわいくない!

いや別に、元々そんなかわいいとかそういうわけではない。
そう意味ではなく、変化してるのだ。

どういう変化かというと。
モントゴメリー線という皮脂腺からの皮脂、白いカスが頻繁にでるようになった。
入念に洗うのを忘れると、乳首が皮脂のせいか乾燥してる。
擦ると白いカスがめっちゃ生まれる。
放置してると乳首自体が硬くなる。

硬くて乾燥してるって、かわいくない。
幸い、マイクロバブルの泡を出すものを持っているのでそれをあてて振動で白い皮脂を出す。
変に擦らなくていいので、きっと体には優しい処理方法。
風呂から上がれば、顔に塗るホホバオイルをそのまま乳首へ。

いやあまさか、またここをケアする日が来ようとは。
しかも美容のためではなく生かすために。

今はホホバでいいけど、赤ちゃんが生まれたら口に含むからココナッツオイルの方がいいかな。とか考えて扱ってる友人にLINEする。
今まで美のために気にしていたものが、どんどん"子供にとって"の方向性で考えるようになる。

子供を産み育てた女性に対して「女を捨ててる」なんて言葉を吐く人がいるけど、女としてよりも「命を預かる身として」を優先するようになってしまうのだ。

多くの女性は母になると子を自分より優先する。
それはとても尊いことなのかもしれないが、子は自分を大切にしている母の姿を見たい。
笑っている母。楽しんでる母。美味しそうにご飯を食べる母。
そのためにはパートナーや周囲の協力が必要。

女を捨ててるんじゃなくて女にしてもらってないとも言えるんだからね!
お互い様なんだけど。


変化してく女性。
もうすぐ胎盤も完成する。
臓器を作るってなに。
人間すごい。女の体すごい。

乳首がかわいくなくなっても、毛が濃くなっても、骨盤が開いてお尻が垂れ下がったとしても。
女は凄い。
そこに変わりはないのだと、自分に言い聞かせて手から離れていく"美"にいったん「さよなら」を言う。
さよなら、また会う日まで。

とかいいつつ、妊婦としての神秘・女神的な"美"はもたらされてるんだろうと勝手に解釈してる今日この頃。

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