レイキの特徴

前の「レイキとは何か？」で、レイキの本当の目的について書きました。
民間療法として病気や怪我を癒すことだけではなく、その先に真の悟りを得るための方法としての目的があるのです。

その話を先に進める前に、ここでレイキの特徴を整理しておきたいと思います。
そうすることが、今後の理解に役立つと思いますから。

レイキの10大特徴

レイキの特徴については、すでに「レイキと気功の違い」で一部を書いています。
それは、以下のものでした。

・レイキは「ながら」ができる
・レイキは訓練が要らない
・氣（靈氣）の出し入れが不要
・相手の邪気を受けにくい

このような特徴を、私がレイキを習ったヴォルテックスでは「レイキの10大特徴」として公開しています。
それは、以下のようなものです。

１）トレーニングや修業・訓練が不要で誰でもアチューンメントを受ければ、「レイキ」のエネルギーを受けて、自分にも、相手にも流すことができる。
２）修業・訓練を怠っても永久にそのパワーが失われない。極端に力が落ちない。
３）ヒーリング中（レイキを行なっている時）に強力な注意集中が不要。
４）氣を入れたり、抜いたりする必要がない（エネルギーの自動調整）さらにエネルギーを流せば、流すほど、エネルギーに溢れてくる。
５）相手の邪氣を受けにくい。
６）時間・空間を超えた遠隔ヒーリングが簡単に身に付けられる（セカンド・ディグリー以上）。
７）他のテクニックと無理なく併用できる（氣功、瞑想、ヒーリング、療法等）。
８）レイキは信じようが信じまいが、必要に応じてエネルギーが流れる（信仰不要）。
９）レイキはあなたが持っている素晴らしい本質を向上させる。
１０）効果例、実践例が具体的かつ豊富

この１）３）４）５）が、私が先に説明したことです。
また、６）の遠隔ヒーリングについては、別のところで書いています。
その他の特徴について、このあと見てみることにします。

レイキの能力は消えないのか？

２）にある永久にパワーが失われないということですが、これについては、マスターによっても見解が分かれます。
なぜなら誰も、それを検証したことがないからです。

レイキを習ったものの何十年も使わないでいて、いきなり同じようにレイキができるかどうか？
私は難しいと考えています。それに、日本伝統のレイキである直傳靈氣でも、「直傳靈氣」という本の中で創設者の山口千代子氏の言葉として、次のように伝えています。

「「一緒に習った友達も私のようにいつも使っていないと、イザという時に使えなくなってしまうようです。靈授で身につけたものを毎日どれくらい使っているかで変わってくるのです。」（p.51）

ただし、レイキそのものは人間の本能ですから、その能力が消えることはありません。
しかし、たとえば100mを10秒台で走っていたアスリートが、数年も走らないでいて、いきなり全盛期と同じように走れるかと問われれば、やはり無理だと思います。
そういう意味で、能力が落ちることはあるでしょう。

ただ、最初にレイキを習った時よりも短い時間で、ほぼ同じくらいの能力に復活することは考えられます。
それは、レイキというのがアスリートのような特別な能力ではなく、普通に歩く、走るというくらい当たり前な人間の能力だからです。

レイキは信じなくても自然と流れる

10大特徴の７）と８）について書きます。
まず、レイキは意図して氣（靈氣）を流すのではなく、まるで漏れ出るように出ている氣（靈氣）を相手に吸われる、という性質のものです。
したがって、エステとかマッサージなど、他人に手を当てるものとの親和性が高く、意識しなくても併用できてしまいます。

レイキを習った後で普通にマッサージをしていたら、馴染みのお客から「何か変わりましたか？いつもと違う気がします。」と言われたという報告もあります。
なので、エステティシャンとかマッサージ師、歯科医など、相手の身体に長時間触れるような仕事をされている人は、レイキを使えることで能力がさらにアップすると言えるでしょう。

レイキは、講座を受講すればすぐに使えるようになります。
ナチュラル・レイキでも、1～5回受講される間に、誰でも使えるようになっています。
したがって、レイキが出ることを信じなくても使えます。

しかし、レイキを使うことによって、それが使えることを確信していくにつれ、よりよく使えるようになるというのも事実です。
これは特に遠隔ヒーリングにおいて顕著です。

そもそも私たちは、遠隔ヒーリングなどできるとは思っていません。
対面の手当てであれば、多少は「できるかも」と思えますが、遠隔になると端から無理と決め付けがちです。
そういう状態だと、仮にレイキができていても感じられないし、感じないから信じられないということになります。
そして信じないからやらないということにつながります。

したがって、信じなくてもレイキはできるとは言えますが、信じた方が感じられるようになって、続けられるようになると思います。
なので私は、受け手は信じなくてもかまいませんが、施術側は確信した方がよいとお伝えしているのです。

具体的な実践例

１０）のレイキの効果例ですが、ネットで探せばたくさん見つかります。
私自身の実体験もWEBサイトに「レイキの施術例と感想のまとめ」として載せていますし、私が習った「香りの森」でも、生徒の報告を「レイキの効果・症例」としてまとめてあります。

このように、やった人には実感としてわかるのがレイキの特徴です。
なので、信じられるようになってからやるという方法でもいいですが、まずは試してみて、実感してみるという方法でもいいのだと思います。

素晴らしい本質を向上させる

特徴の９）ですが、具体的なことがイメージできなかったかと思います。
ヴォルテックスのしんちゃん先生こと廣野慎一講師は、WEBサイト上でこう説明しています。

「レイキ」はそもそもあなたの本質を磨き上げるための方法ですので、
体験と理解が深まる事により、自然とあなたの本質が光輝いてきます。

レイキは簡単にだれでも学べます。

それでいて、奥が深いので何十年もかけて探求されている方も
世界には大勢います。

私がレイキの講座をするときの一つの楽しみとして、
レイキを受講される前とされた後で
皆さんの顔が大きく変わり、すごく優しく柔和な顔になって行くのを見る事です。

レイキのエネルギーが皆さんの本質を明るみに出してくれている瞬間だと感じます。

具体的にはよくわかりませんが、それぞれが本質に目覚め、生まれ変わったようになるということでしょうか。
実際、レイキの講座を受講した後は、とてもワクワクした感じがあって高揚しています。
また、レイキをやっていて氣（靈氣）を実感したり、病腺がわかったりすると、自分が拡大したような気持ちになります。

ただ私は、それだけではないと思っています。
それが、前回書いたレイキの本当の目的です。

目に見えない不思議な力を感じることで、私たちは魂的（スピリチュアル）な存在であることに目覚めます。
その理解と確信が深まることで、私たちの価値観が変わっていくのです。

これまでは意識さえしていなかった自分の魂という存在。
それが私たちの本質だと気づくことで、その本質である魂は、さらに向上して行くのです。