妊娠…命の日記 第二十一日目
今日は何とか持ち堪えた。だけど段々死というものが近付いてきている。しかしそれから目をそむける事が出来ない。
激しく落ち込む!絶望に狂ってしまいたくなる。
その時またデブチンが出てきた!だけど今までのデブチンとは違った。彼は何故か膝を抱えて縮こまっている。そして泣いてる。
彼は舌を突出してウゥゥゥー!と気持ち悪い泣き声を出した。
ああ!アンタなんかに負けないわ!アタシ生きてやる!この子を産むまで生きてやる!
私はデブチンをキツく睨むと彼はプルプル怯えながら逃げて行きました。 もう迷わない!残り少ない時間を生きて、毛だらけで全身真っ黒なダーリンのベイビーを産むわ!…それが私の人生だから!
そう決意すると、自分の体が軽くなった気がしました。
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