BTSと鬼滅の刃に共通すること

もう流行から随分遅れているのですが、世界中で大人気のK-popスターであるBTSと鬼滅の刃について動画を最近になって見はじめました！

両方とも、流行っているだけの理由があるんですね。心をギュッと掴む魅力があります。

💠なんで今さら？

動画を見はじめたのは、生徒と繋がり、面白いレッスンを続けていきたかったからです。私とっても真面目な先生なんですよ〜！

基本的に私の英語のレッスンは英語だけでするので、少しでもリラックスできて、楽しく学んでもらえるような環境をつくるように心がけています。

だから自分の生徒が興味をもっていることを知って、それらをレッスンに加えて面白くしたり、会話を弾ませることに使うことを心がけています。

それについて詳しくは、ここにも書いてあります。

でも最近、生徒たちの言っているアイドルやアニメ、歌なども全然疎くってわからないことが多くなってきました。それじゃあ、楽しく会話やレッスンなんかできやしません！

💠まるで父親!?

それを後押しするように、私の父親のエピソードをちょうど良いタイミングで思い出しました。

ウチの父親は、演歌が大好きで流行の歌やアイドルなど全然知らない人でした。鳥羽一郎さんの「兄弟船」が十八番で、今は音量は小さくなりましたが、昔は声を張り上げてカラオケで歌っていました。

歌番組にアイドルなんかがでていると「誰が誰だか全然分からんね！みんなおんなじに見えるんだよね〜」ってよく言っていました。

私は、良い意味で「空気を読まない」傾向があって、流行のものなどにあまり興味がないんです。だから、最近のアイドルは当時の父と同じく、みんな同じに見えてきてしまっていました。

特にK-Popの歌手なんて何回みても同じに見えて、誰が誰だか全然わかりましぇーんでした！

父と同じになってしまった自分に苦笑しながら、心機一転して「可愛い生徒のために、時代の流れについていこう！」と決めました。

💠鬼滅の刃とBTSを見始める

そして動画を見始めたんですが、最初はかなり抵抗感がありました。鬼滅は、頭を斬るシーンがグロテスクで内容が心に響いてきませんでした。

BTSも、歌もビジュアルにも特にひかれるものが感じられなくって、「どうしてこの人たちが世界中で大人気なんだろう？」と思っていました。

それでも、「生徒のため」を思いながら見続けました。そしたら、見るにつれて段々とその魅力がわかり、すっかりハマってしまいました。

BTSのミュージックビデオはほとんど見たし、鬼滅はアニメで出ている動画を全て見て、映画版も見ました！

💠鬼滅の刃とBTSに共通する点

そうやってハマって見ているうちに、この2つに共通することを発見したんです！

それは、鬼滅の主人公などの主要な登場人物もBTSのメンバーも、ちょっと弱くて涙もろい優しい男の子たちだということです！

💠鬼滅の刃にみられる優しさ

鬼滅の主人公の炭治郎は、とにかく泣けるほど優しいですよね！自分だって辛くてキツいのに、妹を助けるために命をかけて戦ったり、鬼がかわいそうだと涙を流したりします。

今までの少年漫画になかっただろうし、現実社会には存在しないぐらいのレベルの優しさをもっていると思います。

炭治郎の仲間の我妻善逸クンもとっても面白いキャラです。

普段は怖がりで弱っちい自分をそのまま見せています。でも鬼が来たら失神して、別の強くてカッコいいキャラが出てくるっていうのがウケます！

強がらずに鼻水や涙をたらしたままの自分を見せている善逸クンを見てると、時代の変化を反映しているなぁと思いますね。

💠BTSの優しさ

BTSは、他のK-Popアイドルと同様に若い頃(小さい頃)からアカデミーに入って、ものすごいトレーニングをしてきたので、歌唱力もダンス力も抜群でカッコいいんですね。

K-Popアイドルの過酷なトレーニングは、NetflixのBlack Pinkのドキュメンタリーも見たので知りました。

BLACKPINK: Light Up the Sky | Netflix Official Site

でもBTSの魅力は、カッコ良さだけじゃなく、それとは大きなギャップを感じさせる「普通の男の子」っぽいところだと思います。フレンドリーでちょっとおバカで、ありのまま丸出しなんです。

そこがアイドルでカッコいいのに、手に届く身近な存在に思わせて親近感がわくんですね。

彼らは、よく感動して人前で泣いちゃうことも有名です。コンサートが終わったら泣くし、ファンの優しさに感動しても泣くし、賞をもらっても泣くし、怒られるドッキリ番組でも泣くし、とっても優しくて愛に溢れてるんです。

💠男の子こそ優しい方がいい

奈良里紗さんが書いた下の記事を読んで、「男の子こそ人前で泣いちゃうほど優しい方がいい」って子育てをするフランス人のステレオタイプに反発するやり方っていいなぁと思いました。

奈良さんは、弱視難聴を持っていらっしゃるからか、人々が気づかないような視点から物事を見ていてハッとする気づきをよくいただいています！

そして、日本も緩やかながら、そんな優しさを大切にする価値観にシフトしているんじゃないかとBTSと鬼滅の刃に熱中しながら思いました。私が願うのは、男とか女とか関係なく、その人らしく生きていけるような社会になっていけることですね。そんな日も近いんじゃないかとBTSと鬼滅が思わせてくれました！