失敗するのが怖いとき、勇気をもらえる3つの言葉
誰だって失敗するのは嫌だし、恥ずかしいし、キツいし、できれば避けたいですよね!
私もそうです。今でもそうですが、昔は人一倍その傾向がありました。
リスクをできるだけ回避すること、恥をかかないこと、できるだけ自分のメンツを損ねないことなどに命をかけてきました。
「安心.安定が第一」がポリシーで、毎日をスケジュール通りにうまく過ごしていければ良いと思っていました。
学校では、間違ったら恥ずかしいから発表なんてほとんどしなかったし、好きな人に告白なんてありえないことでした!
でも、いつどこかでどうなったのかは知らないけれど、少しずつ私は変わってきました。海外に1人で住み始めたし、家族に反対されても国際結婚したし、安定していた仕事を辞めて起業しちゃったし…
やりたいことをして、やりたくないことをやめてきました。思いっきり突っ込んで転びまくりの人生です。
英語やヨガを教えていて気づくんですが、成長が速い生徒は、いっぱい新しいことにトライして、いっぱい間違えていっているんですよね!
私も間違えることを恐れずに行動したら、行動することが楽になって、新しいことにチャレンジすることで学びも加速してきたように思います。
それでも、今でも人前で話す時は緊張するし、やったことがないことをする時とか、知らない場所に行く時もドキドキします。
そんな時でも、「やりたい!」って決めたことは、思い切ってエイってやるようにしてます。
今日はそんな失敗が怖くて行動ができなくなっている時に、背中を押してくれるような言葉を3つを紹介したいと思います!
① 失敗は成功の反対じゃない!
「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないことである」というのは、誰が言い始めたかは不明だけれど、広まっている言葉です。私もその通りだと思います。
失敗は決して無駄ではないんです。どんな辛い失敗でも経験というかけがえのない財産になって、自分の中に残ります。
失敗を通しての気づきや成長は、全てがうまくいっている時の学びよりも数倍、数十倍あると思います。
まず、なんて言っても自分を客観視でき、謙虚にさせる機会を与えてくれます!
確かに凹みますが、他の人に寄り添えるような共感力とか人間力もついてきます。
失敗した時に感情を深く感じるので、学んだことが記憶に残りやすいです。後で笑える話のネタにもなりますね。
実は、失敗するのを恐れて行動を躊躇している方がよっぽど時間の無駄なんです!
そして、歳をとってから、人生を振り返って後悔することは、行動して失敗したことではなく、「挑戦しなかったこと」の方です。
このことについては、Makikoさんが下のnoteの記事で詳しく書いてくださっています。
ちなみに、長いスペイン生活の後に日本に家族と帰ってきて、現在フリーランスとして活躍しているMakikoさんの記事は、勝手ながら私も共感できる点が多く、いつも大きくうなづきながらじっくり読ませていただいています!
② 成功している人は、人一倍失敗もしている!
「Fail Fast, Fail Often ー さっさと失敗しよう!いっぱい失敗しよう!」がGoogleとかFacebookなどのスタートアップが誕生したシリコンバレーのスローガンです。
Googleが優先して採用する人材は、ただエリート大学卒業した肩書きがある人よりも、何か大きな挫折を経験して、それを乗り越えた経験のある人だそうです。
また、チームXと呼ばれるリサーチ部署では、どんなアイデアであれ、たくさん出すことが喜ばれるような雰囲気を作っているそうです。
たとえ途中でそのアイデアがうまくいかなくなって、あきらめることになっても、上司や同僚は、その人が挑戦したことを拍手喝采で讃えるそうです。失敗することをGoogleの会社全体が奨励していることがわかると思います。
失敗をたくさんしている人は、シリコンバレーだけではありません。スポーツであれ、アートであれ、ビジネスであれ、どんな分野であっても、成功している人は、数々の失敗や長い時間苦労を経験していることが多いです。
外側には、華やかな成功だけにスポットライトが当たりますが、その裏にあるたくさんの挑戦にもフォーカスすることが大切です。
スティーブ・ジョブズは、自分が創業した会社のアップルから解雇されたこともあった!
今世界中で大成功してるネットフリックスですが、実は創業者のマーク・ランドルフは、1997年からそのビジネスをDVDのレンタルからスタートして、最初の10年以上は全然泣かず飛ばずで苦労続きだった!
レディーガガは、歌手としての下積みの頃、ストリッパーとしてお金を稼いでいなければならなかったほど苦しかった!
などなど例を出したら、いっぱい出てきます。
あきらめずに色々なことにドンドン挑戦していくから、その中で上手くいくものも自然と出てくるわけです。
統計的に見ても、挑戦する機会が多ければ多いほど、成功する機会も多くなっていくっていうのは自然なことであり、納得できることですよね。
③ とりあえずやってみよう!
「失敗したら嫌だ」と思っている時は、結果にばかりこだわってしまっている時です。
そんな時は、そんな結果を気にせずに「とりあえずやってみる」っていう軽い思いで取り組む方が楽に行動できるかもしれません。
考えすぎて動けなくなることを、英語で「Analysis Paralysis」と言います。
韻を踏むのが大好きな英語圏の人、似たような響きの言葉を合わせている覚えやすい言い回しですね!
頭で考える時、人は新しいことを試すことのリスクばかりを考えるようになってしまいます。やっぱり心で決める方がいいですよね。
人間には「ホメオシタス(恒常性)」と呼ばれる内部状態を一定に保つ傾向があります。
だから意識していないと、どんなに辛い現実があっても、新しいことを選ぶより、変化を避けて慣れ親しんだ現実を選んでしまいます。
勉強ができなかったのに、突然テストで良い点が取れるようになって目立ってしまったり、からかわれたりするようになった子が、勉強をわざとサボってテストの点数を落としたりするのも、その例です。
マイケル.ジョーダンも
I can accept failure, everyone fails at something. But I can’t accept not trying.
失敗することには耐えられるが、挑戦しないでいることには耐えられない。
なんて言っているように、変化をストップさせてしまうような自分を意識的に手放していくことが必要なんですね。考えすぎずに、勢いよく、とにかくやってみませんか?
まとめ
失敗を恐れている時に背中を押してくれる3つの言葉を紹介しました。
① 失敗は成功の反対じゃない!
② 成功している人は、人一倍失敗もしている!
③ とりあえずやってみよう!
本や映画などでも感動したり感化される文章とかエピソードとかもあるけれど、そういうもののは長すぎて、私には覚えられません!
短い言葉だと頭に残りやすいので、必要な時にポケットからパッと出すように、実際に失敗を恐れている時に使えるんじゃないかなぁと思って格言のような3つの言葉にまとめてみました。
皆さんのポケットの中にある勇気がでる言葉があったら、ぜひ教えてくださいね!