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『優しい人』にこそ“優しい"社会へ

あなたの周りには、厄介事を引き受けやすい『優しい人』はいませんか?


『優しい人』は搾取されやすい

『優しい人』は他人から搾取されやすい。
悲しいけれど、実体験からもその通りだと思う。

手前味噌だが、私は「できること」が多い方だ。
家庭でも、学校でも、会社でも、気が付いたら「なんでも屋」になっていることが多い。

人から頼まれたことは基本的に断らない。(というか断れない…)
しかも、嫌そうな顔をすることもできない。笑顔で引き受けてしまう。

『優しい人』なのか、『都合のいい人』なのか

周りからの評価は基本的に「優しい人」。
しかし、穿った見方をすれば「都合のいい人」。

多くの場合は「ギブアンドテイク」の関係が成り立つ。
しかし一定数、私が「ギブ」することを当たり前に感じる人が出てくる。
そういう時は何かしら「上下関係」が存在することが多い。

「友人」「同僚」などは「ギブアンドテイク」の関係になりやすい。
しかし、「親子」「上司と部下」などになるとその関係が崩れやすい。

さらに厄介なことに、
そういう「上下関係」のある"お願い"の方が、私へのストレスは大きい。

『優しい人』は自分のことには疎い

『優しい人』ほどストレスを自分の中で抑圧してしまう。
自分の気力・時間を削って対応してしまう。
そして我慢が積もり積もって、コップから水が溢れるように、あっという間に壊れてしまう。

もし、あなたの周りに私と同じタイプの知り合いがいるのであれば、
少しでもいいから、その人のことを気にかけてあげて欲しい。

他人に優しくすることに全力で、自分に優しくすることを疎かにしている人が多いから。
自分が追い込まれていることに、気付かない人が多いから。

抱え込んでしまう『優しい人』へ

この話に心当たりがある『優しい人』は、一度立ち止まって、冷静になってほしい。

・いま抱えている仕事は、全てあなたが引き受けないといけませんか?
・誰かに頼ることはできませんか?
・やらなくてもいいこと、サボれることはありませんか?

気付かぬうちに、心は麻痺していきます。
一度折れてしまった心は、治るまでに時間がかかります。
その前に少し休みませんか?

今まであなたが手伝った人・助けた人たちは、あなたの味方になってくれるはずです。

『優しい人』にこそ"優しい"世界になりますように。


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