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好きなことをして働くって憧れる。

幼少期から絵を描くのが好きだった。キラキラした瞳のお姫様みたいなロングドレスの女の子や、自分でデザインしたカジュアルな服など。中学生になると、クラスメイトや先生を登場人物にした漫画なども少し描きだした。

高校時代は、そういった漫画が大うけで「次はまだなの?」とクラスの皆に催促されるほど。授業中に回し読みなんかして、今思うと先生ごめんなさいという気持ちだけど。

私の漫画を読んで、友達が顔を真っ赤にして鼻をピクピクさせながら大笑いしてるその姿に、私は「なんて嬉しいんだろう、最高の気分だ!こんな幸せない!」と思ったものだ。

ある時クラスメイトの一人が言った。「漫画家になればいいのに~」私は即座に「無理だよ~。背景描くのとかストーリー考えるのとか苦手だし」と照れながら言った。

本格的な漫画の描き方などは学んだことはないが、身の回りで起こる面白いことなどを漫画で描くことは面白かった。でも進学しないといけないし、漫画家になりたいなんて、非現実的すぎると勝手に思い込んでた。

進学、バイト、就職、結婚、妊娠、出産、退職、育児、パート・・・夢中で必死で子育てしてきた。子どもも成人した。

気づけば暗い顔して毎日過ごしてる私がいる。仕事のこととか、生活のこととか、過去の選択をたくさん間違えてきたんじゃないかって、後悔しながら、落ち込んだり泣いたり。気づけばもうこの歳。

結局、やりたいことやってきた、継続してきた人が幸せなんじゃないかって最近、特に感じる。自分の意思をしっかり持って周囲が何と言おうと、突き進んだら後悔なんてしないんじゃないだろうか。

こんなに時代が進歩する日が来ようとは夢にも思わなかった。今はこのnoteのようないいものがある。自分を発表できる場。読んでもらえる場。

これから少しずつ学んで漫画も発表できるよう、頑張ろう。好きなこと、自分を表現することをしていきたい。



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