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さんかく

さんかく

私は、恋愛小説が苦手だと長年思ってきた。
大して読書というものをしてこなかったのに。

本を読み始めて気づいたことは、
意外と恋愛モノが好きだということ。
でもそれは青春キラキラストーリーではなく、
現実的で、気だるさや曖昧さを含んでいて、ちょっとミステリーな、
簡単に言ってしまえば"大人"の恋愛。

ミステリー:神秘的なこと、不可思議、不可解、なぞ、推理小説のことを指すだけではない

「さんかく

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トワイライライト

お昼ご飯を食べた後、大学の講義中に読んだ
3.4限の時間だけで読み切れた

読み切った後に、
感動や原動力を生む本ばかりがよいという訳では無いのだな、たまにはこんなお話を読むのもいいなと思った。

読み切った後、どこかふんわりとしていて曖昧だけれど、暖かいものが全身に広がる感触がした
主人公・未明の、何でもない日常に、少しの脚色がされ、光り出す感じが、私と遠い気がしなくて
少し嬉しくなった、ほっこ

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透明な夜の香り

最後の一文を読み終えた時、
思わず本に顔を近づけて、匂いを嗅いでしまった
刷られた紙以外の香りなんてする訳がないのに。

私はいつも穏やかな日常に些細なできごとが描かれたような本を選んで読んでいる。
「透明な夜の香り」も、いつもの様に裏表紙のあらすじを読んで、最近お香に興味を持った私は、お香のようにおだやかな気持ちになりそうという安直な考えで選んだ。

読み終えて最初の気持ちを素直に言ってしまうと

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