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本との出会いが減るご時世

外出する機会がめっきりと減っている。

これは全世界的にそうなのだから、仕方がないと言えば仕方がないし、そうする事で日常に戻れるのであれば、少し強制力があったとしても良いのではないかと思ってしまうほどだ。

しかし旅行にせよ、近くに外出するにせよ、かなりナーバスになっていることは間違いない。

過去の記憶から「人が集まりそうだ」と思う場所にはわざわざ行こうと思えないし、外を走る事だって人の多そうな時間は避けるようにしている。

考え過ぎだと言う人もいるが、僕はそれぐらいやる方がちょうど良いのではないかと感じている。

そんな生活を始めてもう半年以上が経過しているが、当初考えていたよりも不便さは感じない事に、人間の順応性の高さを知ったように思う。

既にこの生活が当たり前になっているのである。

ただ、1点だけ本当は変えたいと思っている事がある。

それは書店に行く習慣を戻したいと言う願望である。

このような状況になる前までは、1週間のうちに何度かは書店に足を運んで本を眺める時間を設けていた。

これができないのである。

こちらでコラムを読んでくれている人なら、僕が最近多量の本を手放しているので、実際の書店に足を運ぶ理由は無いように思う人もいるかもしれない。

確かに最近はKindleで読書することがかなり快適になったので、紙の本を買った回数はかなり少なくなった。

Kindleで本を買う時にはamazonで買えば良いだけなので、読書が捗って仕方がない。

だったら書店になど行かなくとも良いのではと思うのは、当然の事だろう。

しかし、書店に行く事でしかできない事が存在するのだ。

それは一覧する事である。

これは新聞に例える事ができる。

僕は日経新聞を日頃から読んでいるが、スマホアプリで横書きの記事を読める電子版と、タブレット端末で実際の紙面と同じ様に読む事ができるペーパービューの2つを併用している。

併用と言っても、新聞を読む行為のほとんどは紙面を読むことであると言える。

それは横文字にまとまっているものよりも、紙面を見た方が一覧性が高いからなのである。

新聞を読むのは、読書とは違って情報を浴びる事が目的なので、一覧性が高い方が目的を達成しやすいのだ。

これは書店も同じである。

いくらamazonに同じ本が有ったとしても、書店の一覧性を作る事は今のところ難しく、どうしてもランキングのように引き出し状に並んだ所を眺めるしかなくなるのである。

しかも、書店の様にライトに様々なジャンルの本を一覧しようと思うと、時間がかかり過ぎてしまうのだ。

書店であればぐるっと1周回れば済む。

この様に書店に行けない事で、以前より面白い本に出会える事が少なくなった。

人からすれば些細な問題も、僕には重大な問題だ。

もう以前の様な世界に戻る事はなく、新しい世の中になって行くだろうけど、失いたくないと思うこともあるだろう。

一刻も早くこの状況から脱するには、やはりひとりひとりの行動と自制が大事なのだろう。

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