茹でない失敗しない「スナップえんどうと目玉焼きの温サラダ」#29
|好きな豆、好きじゃない豆
4月もあと数日を残すだけになり、スーパーには青々しいお豆さんが勢揃いしていますね。
お豆さんの中でも飛び抜けて、スナップえんどうが好きです。
両親が共働きだったので、小さい頃は毎日おばあちゃんちで夜ごはんを食べていたのですが、妹と争奪戦のようにスナップえんどうをマヨネーズにつけて食べていました。
空豆はそのまま食べるというより、毎年豆板醤を作る時に大量に買ってくるものという印象で、枝豆は夫がそんなに好きじゃないらしく、結婚してからめっきり食べることがなくなりました。
というか、枝豆が好きじゃない人なんているんだ!?と驚きましたね。
では、レシピにまいりましょう!
|材料
(2人分)
スナップえんどう 120g
アンチョビ 1切れ
卵 1個
酒 大さじ2
油 小さじ1
ブラックペッパー、粉チーズなど 適量
|作り方
スナップえんどう120gは茹でずに、筋をとって半分に開いておきます。
アンチョビ1切れをみじん切りにしておきましょう。
フライパンに、スナップえんどうと酒 大さじ2を入れます。白ワインで代用すれば、洋風な仕上がりになりますよ。酒類が無ければ水でも大丈夫です。
一気に強火で酒蒸しにします。蓋はしなくて大丈夫です。色が冴えて、ふっくらしてきたら、箸で上下を返すように軽く混ぜましょう。
水分がほとんどなくなり、全体的に青々しくなったら、火を止めます。
みじん切りしたアンチョビを加えて、サッと全体を混ぜます。
真ん中に隙間を開けて少し凹ませるかんじで、うつわに盛り付けておきましょう。
使ったフライパンをサッと水で洗いながして水気を拭き取り、油 小さじ1とアンチョビの缶に入っていた油 小さじ1/2を入れて熱します。フライパンが熱々になる前に、卵を割り落としましょう。
(フライパンを一度洗わずに使っても良いのですが、目玉焼きが焦げやすくなるので気をつけてくださいね)
卵白だけが少し固まった状態になったら、破れないようにそっとフライ返しを滑り込ませて目玉焼きを持ち上げて、スナップえんどうの上にスライドさせるように移動しましょう。
お好みで、ブラックペッパーや粉チーズなどかけて、召し上がれ。
目玉焼きの代わりに、ポーチドエッグをのせてもいい(というか、本来そっちのほうが良さそうなのですが、)なにせ私がポーチドエッグって聞くだけで、ちょっと面倒に感じてしまうのです。(すぼら…)
どうやって作るんだっけ?とパッと出てこないし、お湯を沸かさなきゃいけないし、それでいて出来上がったところでそこまで感動しないので、だったら「焼豚玉子飯」みたいにとろっとろの目玉焼きのせちゃえ、と思ったんです。
▼ちなみに、焼豚玉子飯はこんなかんじ
目玉焼きなら誰もがレシピを見ずに卵をフライパンに割ればできてしまうんですから。要は、卵白も卵黄もとろっとした半熟卵を崩して、絡めながら食べられたらいいんです。
スナップえんどうの緑と、卵の黄色のコントラストで、食卓が一気に5月のような爽やかな雰囲気になります。
茹でてマヨネーズをつけるだけでも十分美味しいスナップえんどうですが、同じくらい簡単にできてしまうので、ぜひ作っていただけたら嬉しいです。
|発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引
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発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。
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