見出し画像

満月のおつまみ。「めかぶの地味チヂミ」は、ごはん代わりにもなる滋味なやつ

わたし「満月が近づくといつも心がザワザワして、地味な食べ物が食べたくなりません?特に「海藻類」とか…」

Kさん「確かに…!完全に無意識だけど、一昨日めかぶを買いました。それかなり当たってますよ…!」


|プリミティブに体が欲するものが食べたい

こんな会話をしたのは前回の満月直後に開催した「出版体験談」でのこと。

栄養学でもなければ、何かの根拠もないけど、なぜかわたしには仮説があったんです。

思考で選ぶ欲じゃなく、プリミティブに体が欲する食べ物として、地味で滋味な食材が食べたくなるのが満月だって。

|不要なものをなるべく入れない食事

今って、高額なサプリメントや最新治療など、体をととのえるためにあらゆる手段がある世の中で、お金さえ払えばサッとよくなるように見える魅力的なサービスが溢れていますよね。

それを否定するつもりはないし、その恩恵にあやかって健やかに生きられる側面もあるのですが…。

それ以前の話として、繊細な体の声に耳を傾け、地味で滋味な(映える必要のない)日々のごはんを食べる習慣が土台にないと、ある時突然もろく崩れていきやすいのかなと思うんです。

体ってとても緻密にできているので、何かをいっぱい加えるよりも、不要なものをなるべく入れないほうが循環しやすいんですよね。

では、さっそくレシピをご紹介しますね!

|材料(作りやすい量)

めかぶ 1パック(40g)
ちりめんじゃこ 10g程度
米粉or小麦粉 60g
片栗粉 20g
卵 1個(60g)
塩 ふたつまみ
ごま油 大さじ1

|作り方

ボウルに
米粉or小麦粉 60g
片栗粉 20g
卵 1個(60g)
めかぶ 1パック(35g)
塩 ふたつまみ
水 大さじ2(分量外)を加えて、生地が均一になめらかになるまでスプーンでよく混ぜます。

ちりめんじゃこ10gを加えて、さらに混ぜます。

写真よりも粉っぽい仕上がりになっている場合には、水を大さじ1足して混ぜてください。

フライパンにごま油大さじ1を入れて熱し、十分に油が温まったら生地の半量を入れます。スプーンの背で12cmくらいに広げて、片面2分焼きます。

2分経つと、ふちの方はカリッと固まるのでひっくり返すのも、ラクです。

ひっくり返すとこんな感じに。さらに2分焼いたら完成です。

切り方・食べ方

ケーキカットのように切ってももちろん良いのですが、チヂミっぽく盛り付けるためには、まずカリカリでおいしい四隅のふちを切り落とします。

切り落とした部分は「いかフライ」っぽい絶妙な食感でおつまみに最高です…!

キレイに四角形になったものを4等分に切れば、一気にチヂミらしくなりました!めかぶが意外と存在感あります。

タレはポン酢+ラー油がおすすめです。

自家製ポン酢の作り方は、鍋に、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1/2、酢大さじ1と1/2を入れて、1分加熱するだけ。

本みりんにはアルコールが13%含まれているため、加熱してアルコールを飛ばしてから使うのがベター。

|食事を「瞑想代わり」にしちゃうのです

ここまで読んでいただきありがとうございました。

満月前後はしんどい時期なので、とにかく自分にやさしくするのがルール。
無理をせずに、がんばらせずに、ご自愛専一です。

ご自愛専一とは、なによりも最優先に自分の心とからだを大切にしようという意味なんです。

めかぶの地味チヂミは、これだけでお腹も満たされる「ごはん代わり」の主役おかず。なんなら、おつまみにもなっちゃいます。

噛むと心も落ち着くので、一口20〜30回を意識して、食事を「瞑想代わり」にしちゃうのもおすすめです。

つい未来や過去に意識が飛んじゃうこともあると思うのですが、今この瞬間目の前にある地味チヂミを「おいしい〜!」って味わい尽くす意識で、少しでもホッとする感覚取り戻していただけたらうれしいです。

作ってくださる方がいらしゃれば、コメントで教えてもらえたら、とっても励みになります。

発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?