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「はじめての出版」体験談をお話しします。

教室をはじめて5年が経った2020年。コロナ感染が広がったことにより、これまでと同じように教室ができなくなりました。

同時に、これまでの繰り返しの先にはもう「ワクワクした気持ち」を抱くことができなかったんです。


|「出版しませんか?」ってお声がかかるのを夢見てた

起業当初は「全国から人が集まる料理教室」という夢に向かって情熱をもって走ってきました。

それが叶った後、次のビジョンや情熱の矛先ほこさきを失って、どうすればいいのかわからないままぐるぐると出口のない迷路にいるような状態でした。

そんな時に「いつか出版したい」と思っていたことを思い出したんです。もうすっかり忘れていました…。

SNSやブログ経由で「出版しませんか?」ってお声がかかったらいいなぁ、とぼんやり思っていたのですが、待てど暮らせどその気配はなくて。笑

SNSのフォロワーさんが何万人もいるわけでもないので(当時インスタフォロワー1500名程度でした)自ら動かないと何も現実は変わらないよなぁ…と、気づいちゃったんです。

|「いつか出版したい」って、いつかはいつ来るの?

同時に「いつか叶えたい」って言ってればいつまででも本気で向き合わずに済みます。

本当に叶えたいことこそ、本気で向き合うのが怖いものです。日々やらねばならない事に追われてるほうが楽だから。
本気で向き合って、失敗するのがコワイんです。「あなたなんて、まだまだだよ」って言われてしまったらどうしよう…。って、何も動く前から、ダメだった時のことを考える始末。


今思うと、コロナ禍で全てが想定外の状況だったからこそ「出版したい」というタンスの奥に閉じ込めていた気持ちを引っ張り出して、真正面から向き合って、できることから行動してみよう!と思えたんです。

でも、何をどうすれば出版できるのか、何から始めたらいいのか全くわからない。
???の状態から、スタートしました。

|1冊目進行中。そして2冊目も動き出した!

あれから3年経った今では、「繊細さんの本」で有名な飛鳥新社の編集者さんと1冊目の本作りをしており、先日レシピ撮影をしました。

また、noteがキッカケでオレンジページの編集部とのご縁をいただき、2冊目も2024年2月に出版します。

ここにいたるまでに本当にたくさんの試行錯誤と気づきの日々でした。
(まだ本が出てないので試行錯誤は続きます…!)

まだ途中経過ではありますが、出版を志した頃のわたしが知りたかったことを記録しておきたいと思ったんです。
なにせ情報がなさすぎません…?

それに、嬉しかったことも辛かったこともハッとするほどの気づきも、今まさに現在進行形で「はじめての出版」を目指してるからこその感情だと思うんです。

時が経つにつれ記憶がどんどん薄れていってしまうのは必然だし、1冊出した後は間違いなく「はじめての出版」と同じ熱量では居られなくなるものだから…。

何をする時だって、はじめてが一番色鮮やかで全てが発見と好奇心に満ちています。出版した後じゃなくて、今だから話せることがあるのです。

|バズってない人が、どうやって出版するか

大御所だったり、何万部も本が売れた著者ではなく、今時点ではあくまで「ひとりの体験談」に過ぎないかもしれません。

でも、こういうノウハウや経験談を書いている方ってほぼいないのです。

SNSで何万人もフォロワーがいる方なら、きっと待っていればお声がかかるでしょう?
でも、わたしはそうじゃなかった。


だからとても悩みました。
自分のことなのに、自分が一番分からないもどかしさ。すぐに答えの出ない葛藤と、長い時間を過ごしました。

頭で考えるだけじゃ答えは出ないので、とにかくnoteでの発信を続けていくうちに、うっすら糸口が見えてきたんです。

あえて言葉を選ぶなら「バズってなくても、ニッチに濃いファンに届けられる人であれば、本は出せる(むしろこれからの時代はこっちのほうがニーズあり!)」と分かったんです。

|ご感想(一部抜粋)

  • noteの文章などから私が勝手に持っていた笠原さんへの印象(優しいけれど芯があるという印象)が、そのままお話しの内容やお話しの仕方で表現されていて、とても安心して過ごすことができました。

  • 「自分にとっては当たり前」のことがこんなにも価値があるだなんて、笠原さんとやり取りをさせていただくまで、ほとんど気付いていませんでした。本日参加させていただいたことは、自分の人生の中ですごく重要な分岐点になったように感じます。

  • 印象に残ったことは多くありますが、なかでも「あなただからこそこの仕事をお願いしたい」と言ってもらうために、狭すぎず広すぎない自分の特徴を見つけることの重要性について学べたことです。

  • 笠原さんのコンサル力、本当にすごいと恐れ入りました。
    夢を成し遂げるために資金を尽きさせない、そのためのマネタイズ。本日のたくさんのご助言を、何度も振り返りながら真剣に向き合っていきます。

  • 笠原さんの本の出版までのストーリーがとても興味深く、完成が楽しみです。 また、わたし自身も商業出版をしたいという目標や、自分のこれからの活動のためにも、刺激のあるお話でした。 自分の深掘りが抽象的で、フワフワしているという悩みに対して、その答えはnoteの中にあるんじゃないですかとおっしゃってもらえたことに、とても励まされました。

◆noteから出版につながる方法をお話しします

ここまで読んでいただきありがとうございました。
「フォロワーさんが少ない状態からでも、出版につながる方法が知りたい」と思っている方に向けての有料note(音声)もあります。

元々は、60分8,800円で直接お話ししていたのですが、想像を超えるお問い合わせがあったため、より気軽な金額でスキマ時間に聴けるように音声にまとめました。

いつか出版したいけど、そもそも発信の軸がわからない方や、自分の強み・魅力を見つけたい方のヒントになる話もしています。


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