腸内環境を整える「トマトとキムチの冷製はるさめ」 #34
|キムチは【調味料の感覚】で使う
みなさんキムチは好きですか?
キムチは、ご存じのとおり腸内環境を整える発酵食品として有名ですが、案外そのまま食べる以外の方法を思いつかないかもしれません。
私は、そのままキムチを食べるとあまり箸がすすまないんです…。キムチ感が前面に出るのが好きじゃないので、【調味料の感覚】で料理に使うくらいがちょうどいいんです。
今回ご紹介するレシピですが、トマトもキムチも強い旨みを持っています。もしかしたらキムチだけじゃなくトマトも単体で食べるのは苦手な方も多いかも。トマトの酸味で舌がひりひりする、なんて方もいますよね。
オリーブオイルとアンチョビで、トマトの酸味やキムチの強さを抑えつつ、冷製パスタのように爽やかにまとめてみました。
暑さが日に日に増すこれからのシーズンにピッタリのレシピです。
では、さっそく作り方にまいりましょう!
|材料
完熟トマト…1個(120g程度)
またはトマトジュース1/2本(100ml)
キムチ…50g
はるさめ…70g(またはそうめんなどでも良い)
アンチョビ…2切
オリーブオイル…大さじ2
塩…小さじ1/4
|作り方
まず、トマト1個(120g程度)はできるだけ完熟したものを選んでください。見切り品になってしまうくらいの状態でOKです。
荒めのみじん切りにすると、トマトジュースのように液体が結構出てきます。これが麺にあえるのにちょうどいいんです。
完熟トマトがない場合は、トマトジュースでも大丈夫です。「食塩無添加」のものを選んでくださいね。1/2本(100ml)使います。
続いて、
キムチ50g
2切れ分を荒みじん切りしたアンチョビ
オリーブオイル 大さじ2
塩 小さじ1/4 を入れて、よく混ぜ合わせておきましょう。
トマトキムチソースは早めに作って、冷蔵庫で冷やしておくといいです。
ここまで出来てから、春雨を茹でます。麺類は茹でてすぐにあえないと、くっついちゃうのです。
▼オススメのレシピに使っている春雨はこちら
鍋にお湯を沸かして、表記通りの分数ではるさめ70gを茹でます。
茹で終えたら、水で冷やしてしっかり水切りをします。
ボウルの中でしっかり絡めましょう。
少し味見をして塩気が足りなかったら、塩をひとつまみずつ(分量外)加えて調整してください。麺の種類やはるさめの太さによっても塩加減は変わります。
トマトジュースの場合は、もう少しシャバシャバっと汁気が多い見た目になります。
|出来たあとのお作法
はるさめを使う場合、茹でた後に冷蔵庫で冷やすと固まって美味しくなくなってしまうので、冷たく食べたい場合には、トマトキムチソースのみを先に冷蔵庫で冷やしてください。
私は、キンキンに冷たいのは苦手なので、そのまま食べています。
また、あえてから30分ほど時間が経つと、どんどんはるさめがトマトキムチソースを吸って汁気がなくなります。それはそれで美味しいし、汁なしまぜ麺みたいになるんですが、なるべく早めに食べてください。翌日には持ち越さないほうがいいです。
|ダイエットにも。ひき肉プラスでボリュームも出せる
はるさめで作ると、おかず兼主食の感覚で夜ごはんのおつまみ的な存在としてもいいです。
キムチは腸内環境を整えるし、ダイエット中の方にもおすすめです。見た目以上にお腹にしっかりたまります。
もっとボリュームを出したい場合は、しゃぶしゃぶ用の豚肉をゆでてトッピングするか、鶏か豚のひき肉をゆでor炒めてトマトキムチソースに混ぜ合わせてみてください。
辛いのが好きな方は、一味唐辛子とかガンガン入れてみましょうか。
今回は「真っ赤な麺が作りたい」と、急に思い立ち冷蔵庫を開けました。急に、パァッと色、食感、味の方向性が浮かび上がってくるのです。
試作してみると、想像通りのものができあがりました。うん、すっごく満足!初夏っぽいレシピができました。
|発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引
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発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。
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