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木を見る西洋人、森を見る東洋人は本当か?

この前、英語と日本語では、言語的に文法も逆だし、情報提供の仕方も逆だという話をした。

で、そんなことに興奮する私が、今読みたい本↓↓

日本語版のタイトルはとても工夫がなされているな~、日本人はこういう創意工夫が本当にうまい。と思っている。原書のタイトルは、一般人が興味を示さなそうだもん。

木そのものだけを西洋人が見ていて
東洋人は森全体を見ている

というイメージが湧いてくる。

そうか。私たちは、どうやら「全体」とか「関係性」を見ることがとても上手らしい。

上で書いた本の中に、こんな面白い西洋人と東洋人の違いが載っているらしい(本当に今度読まないと)。

「ニワトリ、牛、草」

のうち、2つを選んでペアを作り、1つを仲間はずれにするとするなら、どうする?

という質問の中で、西洋人と東洋人ではその答えにある傾向が出てくるそうだ。

あなたなら、どれを選ぶだろうか?


西洋人は、「ニワトリと牛」がペア。
東洋人は、「牛と草」がペア。


と選ぶ傾向があるのだとか。

これは、西洋人が客観的に見た生物としての分類、に沿って分ける。ことに対して、東洋人は、関係性(牛は草を食べる)に注目するから、なのだそうだ。

ちなみに私は

「ニワトリと牛」

しか選べないやん!って思った。だって、動物同士だから。草は動物じゃない。それ以外に選択肢はあるの?とも思った。

本当に、日本人は「牛と草」の方が多いのか?疑いつつ、同僚に聞いてみると、彼女は「牛と草」を選んだ。「牛が草を食んでいるイメージが頭にある」と言うのだ。やっぱりそう思う人もいたのか!

ちなみに、我が家の「日本人より日本的」と言われるアメリカ人夫は

「牛と草でしょ」

と言ってのけたから、びっくりである。

我が家では、夫のほうが日本人的で、空気を読んでみたり、言いたいことを言えなかったりする。日本人の私が彼に「言いたいこと言った方がいいよ」とアドバイスして、一体どちらがアメリカ人なんだか!という具合だ。

こういう漠然とした考え方の差、のようなものを見ると、面白いなあと思う。確かに、全ての西洋人が木を見て、全ての東洋人が森を見ているわけではないと思うけれど、きっと私たちには傾向がある。

そして、その個人の傾向によって、違う言語を習ってみると、合点がいったり、違う国で暮らしてみると、なんだ祖国よりも住み心地がいいなと思ったりするのだろう。

森を見ているかなあ、私。。。見れてないな。。自分という木のことばっかり考えている気がする。


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