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ゆるゆら音楽映画放談

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レビューやつらつらっと書いた感想置き場的マガジン。音楽関係はだいたいここ。
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2020年8月の記事一覧

フェスとベッド

フェスとベッド

今日は音楽三昧、フェス三昧だった。
ただし自宅で。

フジロックとモンバスに同時参加できるというのは、YouTubeありきだ。出演アーティストを見ながら行ったりきたり、めちゃくちゃ悩ましいのだけれど、それはいわゆる贅沢すぎる悩み。

入院した時にオンラインフェスがあったら、多分フェス三昧だったと思う。

どんな状況でも、アクセス出来れば参加できるのは、素晴らしい。素晴らしいけれど、それは苦肉の策で

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そのキラキラには裏がある(かも)

そのキラキラには裏がある(かも)

超前向きな応援ソングと言えばKAN「愛は勝つ」ですよね、という話になると、そうだねなどと頷きながらついつい僅かばかり渋い顔になってしまう。身構える。ついでに一発屋なんて言葉が飛び出した日には、これはもう内心何かが渦を巻いてしまう。

オリコンシングルランキングの10位以内が4作品(注1)もあるのにそんな話になったなら、本当に一発しかなかった人は立つ瀬がない。
しかも一発の大ヒットが出せるのはほんの

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所用と生活に必要なお買い物以外は、音楽に浸かった土曜日。
音楽を楽しめる機会が増えたのは、素直に嬉しい。
反面、音楽業界の苦境について耳にするたび、とてもつらい気持ちになる。
医療が傷ついた身体を癒やしてくれるように、音楽をはじめ芸術は疲れた心を癒やしてくれる。光ありますように。

Artist on the Rise:藤井 風、視聴。

Artist on the Rise:藤井 風、視聴。

素敵なドキュメンタリーを見た。

YouTubeをきっかけに羽ばたいた話題のアーティストを、YouTubeが紹介するグローバルキャンペーン“Artist on the Rise”
日本人初のArtist on the Riseが、藤井 風さん。

プレミア配信前のティザー。センスの塊。

藤井 風さんは非常に豊かな音楽性と魅力を持つ、わたしが今一番注目するアーティスト。
歌声とは対称的な、訥々とし

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消えてしまうもの

消えてしまうもの

音楽好きを長年やっていると、消えてしまうものがどうしても目に付いてしまう。

事情ありきの廃盤。
事情はないけれど廃盤。
回収。
レーベルの消滅。
活動休止したままフェイドアウト。
解散。

ちょうど事情ありきの何がしかをご縁でいただいて、うーんと唸っている。
それは権利絡みで消えていくものであったり、まあ世の中色々あるよね。

ああ、あの時買っておけばよかった──そう振り返ることも少なからずある

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