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survive,and thrive

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いちサバイバーとして考えたよしなしごとを綴るマガジン。
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2019年9月の記事一覧

やさしくつなげる

医療マンガ大賞の作品募集がはじまりました。 https://medical-manga.comici.jp/ これに先立…

なつめ
4年前

それは割引しなくていい。

人間はどうしたって群れて暮らす生き物だから、時として他人の軸ではかられる。  「でも、良…

なつめ
4年前
23

特別なんかじゃなくていい(ビニテ片手にプレイバック)

自分の立ち位置なんて、バミるビニテがうっかり剥がれてしまえばあっさりと見失うかも知れない…

なつめ
4年前
4

行きて帰りし物語

 物語の構造に、「行きて帰りし物語」というものがある。  主人公は日常世界を離れ非日常の…

なつめ
4年前
14

奇跡と希望

引き返せればいいけれど、時間は巻き戻せない。 それをセンチメンタルに語るつもりはないし、…

なつめ
4年前
2

胸がリコールされた話。③

ここでは時系列で、自分自身の動きを書き留めておこうと思う。 手術、そしてオペの結果は非常…

なつめ
4年前
1

胸がリコールされた話。②

可能性という数字 BIA-ALCLはT細胞性非ホジキンリンパ腫というがんの一種だ。乳がんではない。 つまり、この有害事象に見舞われたら、がんをとったのに別のがんに罹ったことになる。一粒で二度辛い。 しかもDCISは生命予後に影響を及ぼさないのに対し、BIA-ALCLは5年生存率91%と僅かながら影響を及ぼす。ステージIならば腫瘍と被膜の完全切除により治癒するものの、ステージが上がれば化学療法などが必要になる。  ◇ ◇ ◇ 逡巡 乳がん告知後、というかその場で再建をオーダ

胸がリコールされた話。①

来るぞ来るぞ、とは心のどこかで思っていた。 賭けのようなものだった。 胸、リコールされま…

なつめ
4年前
1

走る活字中毒は何を見るか。

病める活字中毒、走る。|なつめ @natsumex0087|note(ノート)https://note.mu/natsumex0084

なつめ
4年前
3

病める活字中毒、走る。

これは活字中毒ならではの、おそらく奇特な情報収集の記録になる。 きっかけはBIA-ALCLについ…

なつめ
4年前
1

キャンサーギフト、じゃない。

ギフトって、大事な人から欲しいもの。 まったく知らない人やいけすかない人からいただいても…

なつめ
4年前
4

がんサバイバー、前夜

巷に溢れている体験談は、「どこからどう見ても本当に大変な方」が多い。 わたしは乳がんの告…

なつめ
4年前
2

輝かなくても人生だ。

乳がんサバイバーとやらになって、1年と少し経つ。 闘病ブログ始めれば?と言われた時には首…

なつめ
4年前
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