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〈ブックレビュー〉怪談刑事(かいだんデカ)青柳碧人著

シュールな表紙に目がくぎ付けの1冊。

第2種未解決事件整理係・通称『警察庁・呪われ係』
この部署に55歳で転属となった只倉恵三。

白髪のミイラのような眼帯男、髑髏を磨く男、木札を削る女、アカヒデさんごめんなさいと謝り続ける女という濃いメンバーに翻弄されながらも怪事件に挑む。

怪異を全く信じない只倉は、奇怪な事件を論理的にばったばったと推理し、再捜査にこぎつけていく。しかし、『怪談師』という娘の恋人・関内炎月にが事件を怪談に関連させて、話は思わぬ方向に…。

只倉がなぜ『怪談刑事』と呼ばれるようになったのか知りたい方は、ぜひこの本を読んでほしい。ユーモアと怖さを交えながら進んでいく6話の物語。面白いですよ。

怪談が好きな方、ミステリが好きな方におすすめです。

同じようにオカルトと本格ミステリが好きな方はこちらもおすすめです。


では、また!

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