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壊れそうな切なさに抱かれて

この愛しさは儚さに似ている

実らない恋の種子を抱いて眠ると

目覚めは決まって切なさに満ちている

さり気ない優しさに気付かないのも

困らせるだけの想いを投げかけるのも

君はいつも笑顔でかわしてしまうから

この恋しさは切なさに変わる

届かない心の言葉を飲み込んで眠ると

目覚めは決まって愛しさに溢れてる

無防備な寝顔に息が詰まるのも

抱き締めたくて抑え込む胸の痛みも

君はいつも、何も知らない無邪気さでかわすから

僕はいつも、切なさに壊れそうになる・・・




Words written in 1995.
from "黒歴史ポエム"


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。