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復讐の生むモノ。

「復讐は何も生まない」


それは確かなのかも知れないけれど、

「きっちり復讐する人間だという評判は、
将来の被害から私を守ってくれる」


とこかで読んだそんな台詞が忘れられず、
またそんな側面の存在について考えた時、
キレイに否定する言葉をボクは持っていない。

これは一般的に平和的な捉えられ方はしないし、
おそらく極めて危険な思想に距離が近いだろう、
そう思う顔を怪訝な見られる発言だろうか。

でも、これを否定できる人は、
本当に心の奥底から暗く仄かに燃え激る程の、
理不尽で暴力的で怒りと悲しみに満ちる辛さや、
常闇に沈む程に絶望のヴェールに包まれて、
ひたすら怒りを泣き叫ぶしかない愛の結末を、
おそらく経験した事がないのではないかな、
と浅学を恥もせず邪推してしまったりする。

愛が決して正義と同義語にはなり得ない事を、
誰かに否定して欲しい気持ちがあるんだろう。


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。