やさしい手
ほんとうに優しい人間は
強くなくちゃいけない
傷ついた心と体を
その温もりで癒してほしい
もう引き返せない
星空を眺めて
悲しみに耐える
涙を浮かべて
本気で泣けばよかった
流れゆく悲しみに
終止符をうとう
おもい切り泣けば
想いも安らいでゆく
心から感じたその瞬間に
優しい人間になり始める
愛しいと
別れて初めて気づく
抱きしめて
涙を拭いたその瞳
大事に思い始めてしまったから
悲しみに耐えながら
あきらめてゆく
好きだから姿を消した
本当に人を想いやる事ができるから
あきらめることしかなかった
ほんとうに優しい人間は
やさしい手を持っているから
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。