にしむらなつき/つな

思考のぐるぐる整理箱 言の葉を編む人/点在するLife

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最近の記事

フルヌード(外)と言葉(内)

2024.4.11~29までの19日間 コザのパルミラ通りにある Oppai Art Gallery にて開催されている 「おっぱい写真家」Riki Yamanekoさんによる フルヌード写真展(毎年1月~7月開催) 4月のモデルになっているのは 言の葉を編む人「つな」 これは、私のことです 「つな」は言葉を綴るときに使っている Instagramのアカウント名で いわば「もう一人の私」 今回Rikiさんに私のフルヌードを撮っていただき そしてその写真展に 「つな」の

    • 「見せる」を使い分ける

      “atelierくわの実”という名前で 知的に障害のある方々と アート活動を始めて2年半 この間にいろんな場所 (カフェ・ホテル・ギフトショップ)で 展示会をさせてもらったり アートを通じて たくさんの方々との出会いがありました 障害のある当事者の皆さんにとっても そのご家族にとっても うれしい効果や影響が多いので atelierくわの実を始めて 本当に良かったなと日々感じています、が 私には今もまだ迷っていることがあります それは 「この作品は“障害”のある方々が描き

      • 明くる今日(未来の話)

        例えば 今がとても“幸せ”だったとき 日本人の場合は 「この先もずっとこの幸せが続くわけじゃない」 って思う傾向にあるらしい。 先の不幸を予測して ダメージを最小限に留めるための自己防衛。 そして 日本人ならではの “私だけが幸せなんて申し訳ない” そんな奥ゆかしさから、かな。 これに対して アメリカ人の場合は 「この先もずっとこの幸せは続くぜー♪」 ってHappyの連鎖はいつまでも思考。だって。 私は…もちろんばりばりの日本人。 今、が幸せならそれを満喫すれば

        • 「いてね」と「するね」の違い。

          今年の自分の誕生日に 生きることは、私自身が幸せであること そして、私自身が幸せであるために 周りにいるたくさんの人たちが 幸せでいてくれること そんなことをFacebookに書きました。 私はよく大好きな人たちに ずっと幸せでいてね と言葉をかけることがある。 大好きな人たちには いつも笑っていてほしいし どこにいても何があっても 心穏やかに健やかに過ごしていてほしいから。 でも本当は少しこの言葉には違和感があって もやもや…。 もやもや…。 もやもや

        フルヌード(外)と言葉(内)

          おっぱいと哲学と。

          つい先日 7月まで毎月11日~29日まで開催されている おっぱい写真家Riki Yamanekoさんによる フルヌード展を見に行ってきました。 今回はカラフルなRikiさん↓↓ 臨月の女性がモデルだった今回 しっかり張りのあるお腹の膨らみのその中に もうすぐ生まれる命があると思うと 体の曲線がより美しく感じられて 女性の私でも見とれてしまう程でした。 Rikiさんによるデッサン↓↓ 写真を見終わって タイミングがあえばいつも Rikiさんとおしゃべりする機会がありま

          おっぱいと哲学と。

          ものすっごく邪魔、だと思ったお話

          朝、仕事に向かうときに通る道で よく見かける眼鏡の男子高校生。 いつも一人ニコニコ楽しそうに笑ってる。 軽くステップを踏むような歩き方がまたさらに楽しそうに見えて 私もつられて笑顔になってることに気づく。 …と ここまで読んだ方は、どんな男の子を想像するんだろう。 私の見立てでは この男の子にはたぶん軽度の知的障害と 歩き方の特徴から身体的な障害もある…と思う。 (もちろん間違っている可能性も多いにあります!) …と 障害、という言葉でこの男の子のこと

          ものすっごく邪魔、だと思ったお話

          たがいを理解する

          娘(中1)がGWの宿題に “いじめ”を題材に意見文を書いているのを見て 恥ずかしがる娘に 親の圧力(スマホの時間制限をかける)を利用して←笑 読ませてもらった。 娘は普段から 自分の気持ちを言葉で表現しないので (ex.うれしい、悲しい、こう思った、などなど) それを文章にする…となると 「???」こんな感じでフリーズする。 そんな娘が一生懸命書いた 作文用紙3枚半の意見文 それはもうめっちゃめちゃ気になるじゃないですか。 で、読んでみた。 うんうん、なるほど。

          たがいを理解する

          フルヌード展を見て真面目に考えた@Oppai art gallery

          去年「おっぱい展」を見に行って おっぱいについて真面目に考えた。 今回は同じ写真家Rikiさんのフルヌード展 初霞「凛として香る、時」     ~女郎蜘蛛と砂と海~おっぱい展のときと同じように どきどきしながらギャラリーに入ると いろいろなシチュエーションで撮影した 何枚ものフルヌード写真がずらっと並ぶ。 ただただ きれいだなぁと思った写真や 正直少しだけ目をそらしてしまった写真 いろいろなものがあって それを見ながら最初は一生懸命 その写真の「意味」を探してたり

          フルヌード展を見て真面目に考えた@Oppai art gallery

          伝える言葉≠伝わる言葉

          なっちゃん 日本語すぎて言ってることがわからん(笑)これを言われた日を今でもよく思い出す。 中学→高校→大学→社会人まで16年、沖縄を離れてた私。沖縄に帰ってきて就職した今の職場で、先輩職員に言われた言葉。 じゃあ何語で話せば伝わるんだよっ!!って心の中で盛大につっこんだのも思い出した(笑) 沖縄には、沖縄独特の訛りと方言がある。 訛りが違うと、同じ言葉でも普段聞きなれない言葉のように感じて、脳が混乱する🌀方言に関しては、沖縄の方言は…これはもう“外国語”に近い感じで、

          伝える言葉≠伝わる言葉

          真面目におっぱいについて考えた@おっぱい展

          コザのパルミラ通りで18日まで開催されている 日本で唯一の“おっぱい写真家” Riki yamanekoさんのおっぱい展を見に行ってきました。 ~入るのにちょっと勇気が必要でした~ なんで見に行ったのか。 女の人の体を見るのが好きだから。はい。完全に誤解されますねこれは(笑) 例えば髪型や服装なんかは パッと見できて自分と比べることができる。 コンプレックスの固まりで自分に自信が1%もなくて 自己否定しまくっていた思春期な私はいつも 何が正解かを探してた、

          真面目におっぱいについて考えた@おっぱい展

          何かを 制限する ということ。

          障害福祉(主に知的障害)に関わって17年目。 利用者さんを支援する中で必ず出くわすことといえば 利用者さんが…“やっちゃいけないことをやる” これに出くわすと私たち支援者はこう言います。 あれは危ないからしちゃだめです。 これはもったいないからしちゃだめです。 それもだめ。あっ!もーだめですってば! …ということで次に取りがちな方法。 「あれ」「これ」「それ」ができないように 行動を抑制する、対象物を隠す、情報を絶つ…などなど。 一番かんたんな方法 だけ

          何かを 制限する ということ。