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真面目におっぱいについて考えた@おっぱい展

コザのパルミラ通りで18日まで開催されている

日本で唯一の“おっぱい写真家”

Riki yamanekoさんのおっぱい展を見に行ってきました。

~入るのにちょっと勇気が必要でした~

なんで見に行ったのか。

女の人の体を見るのが好きだから。

はい。完全に誤解されますねこれは(笑)

例えば髪型や服装なんかは

パッと見できて自分と比べることができる。

コンプレックスの固まりで自分に自信が1%もなくて

自己否定しまくっていた思春期な私はいつも

何が正解かを探してた、嫌われたくないから。

だから“こんな体になりたいなぁ”の憧れで

女性のヌード写真集を見るのが好きだったし

今は単純に

女性の体ってきれいだなぁ

って思いがあるから好き。

絵画を楽しむイメージ。

おっぱい展にはイラストだけじゃなく

ただひたすらに

いろんな女性のおっぱいを撮った写真ブースがあった。

本当にいろんな形の

そして、国籍もさまざま、年齢もさまざま。

縄で縛られたセクシャルなおっぱいもあった。

~ひーぷーさん(左)とおっぱい写真家のRikiさん(左)~

写真ブースに入るとすぐに

Rikiさんが来てくれて写真ごとに説明をしてくれた。

見た目のごつごつさとは全くちがって

優しいトーンで丁寧であったかいRikiさんのお話に

すっかり和んでしまった私は

何も躊躇することなくストレートに質問

なんで“おっぱい”ばっかり撮るんですか?

Rikiさんはすぐに

おっぱいが好きだからです。

その一言だけ答えてくれました。

そこにはもちろん

男性として、性的な対象として、も含まれてる。

だけどそれを一切隠さず、否定せず、ただ素直に

好きだからです。

って答えてくださったRikiさんのおかげで

しばらくもやもやしてたことがぱーっと晴れてった。

この間Facebookに

うちの利用者さん(20代後半の男性)が

おっぱいの絵を描いたことをアップしたときに

外でおっぱいって言ったりすると
痴漢とまちがわれたりするかもしれないから
言わないようにと教えてる

大好きな方がそんなコメントをくださいました。

そうだよなぁ私もきっとそうする

って思いながらもそれからずっともやもや。

確かに

性的な感情と取られやすいワードだし

ところかまわず言っていいことでもない。

でも

もしかしたら今の私と全く同じで

ただ単純に好きなだけで

好きなものを好きって言いたいだけかもしれない

それがたまたま“おっぱい”だっただけ。

そして

もし性的な感情だったとしても

何か法に触れることでなければ

むしろ興味をもつこと自体は健全な証拠

なんじゃないかなぁと思ったから

だから

おっぱい展を見に行った。

そして

Rikiさんのお話を聞いて

やっぱりそうだ、って確信を得ることができて

私のもやもやはすっきり晴れ晴れと解消。

障害があると周りは

きっと気づかないうちに慎重になりすぎてしまって

先回りして転ばないようにし過ぎることで

好きなものを好きって言えなくなる

そんな関わりを

私もしてしまっているかもしれない。

今回“おっぱい”を通して

そんなことを深々と考えさせられました。

好きなものを好きって言う

それが社会的に正しくないことでなければ

その感情自体は

どんな話題でもオープンにできる

優しい社会であってほしいなぁと私は思うのです。

たくさん並べられたおっぱいの写真の中には

乳癌のために

片方の乳房を切除されたおっぱい

もうすぐ切除されるおっぱい

再建中のおっぱい

そんな写真も展示されていました。

女性のおっぱいには

たくさんのエピソードとはかりしれない力がある。

考えるきっかけと

これからも向き合いたいって思わせてくれた

おっぱいと

写真家のRikiさんに心から感謝です!

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