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【デザイナーのひとりごと43】祇園祭の風を感じていたかったので、夏

こんばんは、日曜日ですね!

昨日の記事で「万願寺とうがらしは辛味果が入っていない」という豆知識を得た私でしたが・・・本日「ししとう」を普通に焼いて食べたところ、数本の辛味果が入っていてちょっと悶絶。この、ゆるめのロシアンルーレット感が一切なく、安心して食べられるのが万願寺とうがらしなのだなあ・・・と、再認識したのでした。それにしても、どういう掛け合わせになっているのだろう。

本日は自宅で焼肉!ってことで、お肉と一緒にししとうも焼いて、お塩でいただきました。新鮮でとっても美味しかったです!夏ですね!

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本日は、少しでも祇園祭気分を味わいたくて、烏丸の方までランチしに行ってきました。あいにく、祇園祭の山鉾は昨日のうちに片付けられてしまったようでしたが・・・まちのあちこちで、コンチキチンのお囃子の音や、提灯飾りや山鉾町の方々の姿など、雰囲気は十分に味わうことができました。烏丸・河原町周辺は長らくの緊急事態宣言の間はお店も全然開いていなかったので、こうやってお祭りの雰囲気が味わえただけでも嬉しかったです。

この時期には、ホテルやカフェ、お土産物店などのエントランスや飾り窓に、山鉾のミニチュアフィギュアが飾られているところも多くて、可愛くて思わず見てしまう。コンチキチンの音も、どこからか、ちゃんとずっと聴こえていました。

ちなみに、コンチキチンの音っていうのはこちらです。京都の夏といえば、7月に入るとどこからともなくこの音が聴こえてくるのが風物詩となっています。京都出身の人が一番落ち着く音色なのかもしれません。

他にもちらほら、まちあるきユーザーの姿が。

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さすがに、多くの祭事は非公開となっていました。山鉾は昨日までは見られたみたいですが、巡行はなし。華麗な辻回しが見られるのはまた来年以降、ということですね・・・(この後高島屋に寄ったら、1Fのエントランスで2018年の山鉾巡行の映像が流れていて、思わずちょっと見てしまった。)。

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祇園祭で一番盛り上がるのは「宵山」と呼ばれる期間で、7月14〜16日は歩行者天国になるので、山鉾を見ながらお参りをして回って、夜店を楽しんだりちまきを買ったりするのが毎年の定番でした(蟷螂山の手ぬぐいは今でもお気に入りの一品になっている)。17日は山鉾巡行で、大勢の観光客で賑わっていて・・・(テレビで流れるのはだいたいこのシーン)なんだか懐かしいですね。

祇園祭そのものは7月中ずっとやっている(各山鉾の町がおこなう行事全体が「祇園祭」なので、7月中はどこかで何かしらの行事があるものだという認識ですが、合っているだろうか)、厄払いや無病息災を祈る歴史の深い祭事です。ここ近年の流れを見ると、現代になってから復活した山鉾町もいくつかあります。誰かが覚えてさえいれば、これからもきっと受け継がれて、途切れることなく続いてゆくものだろうと思っています(私は洛外出身ですが、それでもこの音を忘れることはない)。

ちなみに、祇園祭の時期に街へ出ると、けっこうな確率で地元の知り合いの人に会います。今年は今日しか出かけていないので、なかったですが・・・山鉾の前で知り合いに遭遇するのも風物詩って感じです。

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そういえば、うちの金魚たちは、祇園祭の夜店に出ている金魚すくい屋さん出身の子が多いです。なんだか綺麗なフォルムの金魚が多い、老舗っぽいお店だったから、またぜひすくいに行きたいのだけれども・・・。

まあ、おそらく卸しているのも地元のお店だろうから・・・お店を特定できたなら、是非行ってみたいです!


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