料理の可能性を信じて

お正月は、お餅を食べるのと、蜜柑をむくのと、お酒を飲むのとで忙しくしておりましたので、お正月が明けてようやくのんびり過ごしています(冗談)。


そこで、久しぶりに調理をすることにしました。


包丁を握り、火を起こすと、料理にまつわる太古の記憶がよみがえってきます。私は、お好み焼きを目指して、意気揚々とキャベツの裁断に取り掛かりました。


数十分後。


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肉が数枚付着したキャベツ炒め
~一部はこんがり&一部はしっとり~


……が出現しました。


お好み焼きのレシピから、こんな逸品を出現させる能力が、自分に備わっていたなんて。私は、自身のうちに秘められた無限の可能性に、感嘆せずにはいられませんでした。
素晴らしきキャベツ炒め、こんにちは。


しかし、そこにソースとマヨネーズを格子状にかけると、そのキャベツ炒めは一瞬にしてお好み焼きに変貌を遂げました。様々な角度から観察しましたが、それは、お好み焼き以外の何者でもありませんでした。
色彩と文様の勝利です。
私は思わず、ソースとマヨネーズに拍手を送りました。Good job.


画像2

責任もって、美味しくいただきました。



なお、今回の調理の一部始終には、私以外の人間1名も関わっています。したがってこれは、私ひとりの才能を明らかにする事例ではありません(残念)。

何にせよ、時々は調理した方がいいな、と思いました。



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